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レオポン小泉によって、自民党の族議員は消滅したと云われているが、そうは思わない。小泉及び竹下を始めとする金融族議員の1人勝ち状態が現出しただけなのだ。
そして、金融族議員の勝利は、(あっしら経済学理論における)いわゆる世界金融支配層の隠された支配の存在を傍証するものである。すなわち、人間世界における生態系の頂点に登り詰めるのは金融家であり、政治においても、その影響のもとで、金融族議員が他を圧倒するのである。
もともと、自民党というのは、対米追従が基本姿勢であったが、疲弊する米国の影の支配者の影響力が顕在化し、日本における小泉政権の権力の増大が生じたのである。しかし、ここで留意すべきは、小泉らは従来の金融族議員とは異なり、既に世界金融支配層ないしその使い走り(あっしら経済学理論における「執事」)の走狗である。なぜなら、バブル崩壊後の日本金融の護送船団方式が潰滅した現在、日本の金融族は、日本の銀行とともに海外金融勢力に屈伏したからである。小泉&竹下は、早々と日本の銀行に見切りをつけ、国を売ったのである。
物造りを柱とするトヨタの番頭/経団連会長は、この真実を見抜いているだろうか? それとも、豊田家をないがしろにする輩か? (そういえば、「資本の論理」とか云っていたなあ。)