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(回答先: ワークシェアリングの有効性は? 投稿者 如往 日時 2005 年 9 月 06 日 10:08:40)
* 2005.09.06 Tuesday * 22:57 * Kaisetsu * ポスト・モダンな社会へ
『Re: ワークシェアリングの有効性は?』→簡単な素描
http://blog.kaisetsu.org/?eid=167924
如往さん
コメント、有難う御座います。
ワークシェアリングについては、概念が曖昧な点が残っており、経済学上、或いは、労働政策上、これを、どのように位置づけるべきか、未だに、定説は無いのでは、と思っています。
そこで、単純に、文字通り、「労働共有」という意味で、考えてみます。
この問題の本質は、「労働共有」が、必ず、新しい「価値」を生み出すシステムに向かうのか、この一点に在ると考えています。
近代社会の一時期、労働集約が、システムとして、新しい付加価値を生み出す原動力となりました。所謂、ベルト・コンベア・システムです。
都市という形態も、同様なメカニズムから、成立しています。
但し、ノマッドという言葉が語られだしているように、このシステムの欠陥も顕著になってきました。
そこで、「労働共有」、つまり、対等な当事者間の「労働」の共有が、社会全体の価値を高めうるか、その方法は??
ここに、知的貢献の余地が在り、求められている、と思います。
現状の、官が考えているような、一人600万円の仕事を、二人で300万円で、分け合って、幸福になろうね!ってのは、「不幸な二人を作ることと」同じことです。