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<Vol.212 :緊急号:郵政民有化解散> 8月9日 吉田繁治
http://blog.mag2.com/m/log/0000048497
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■4.問題の焦点
郵政問題の表面上の政治的な争点は、窓口事業としては現在赤字の
郵便局(1万8千局:損益数値は未公開)を、どうするかというこ
とです。
赤字分を郵貯と簡保の黒字で補填しながら、他の地域サービス事業
を行なって、順次、黒字化を図って行くという方策に落ち着くでし
ょう。
もっと大切な焦点は、
・過去は旧大蔵省の財投(公共投資)と公債購入(国債・地方債)、
・現在は、(同じことですが)財投債の購入と公債の購入に当てて
きた郵貯・簡保の資金を、今後どう使うかという点です。
明らかにするために「郵政公社」の資産・負債内容を、整理しなが
ら見ます。貸借対照表という数値での把握が論をはっきりさせます。
内容を見れば、世界1巨大な金融機関と言うより、公債の購入と国
家への貸付機関が郵政公社です。
金融機関としての業務は、資金の運用では、無いに等しい。
運用では、国家への貸付しか行なっていないからです。
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