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Re:飯島は統一教会から送り込まれた秘書か?
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/615.html
投稿者 World Watcher 日時 2005 年 8 月 13 日 07:51:13: DdDUJ9jrxQIPs
 

(回答先: 秘書官が国政を支配するこの狂気 投稿者 安倍純一郎 日時 2005 年 8 月 12 日 11:12:18)

※「勝共には『まず秘書として食い込め。食い込んだら議員の秘密を握れ。次に自らが議員になれ』という文鮮明の指示が出ている。このリストにはないが、実は橋本さんにも2人ついています。現在も私設秘書を務める地元・岡山のO氏と東京のY氏が統一教会員です」(元統一教会員・A氏(40歳))という証言もある。
※詳しくは図書館等で『週刊現代』をご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/wgendai.htm

▼飯島勲が在日朝鮮人かどうかの見解はおいといて、小泉の北朝鮮外交では積極的に関与している(自分(朝鮮人)の太いパイプを使い)


▼小泉首相秘書官が月四回密会する北朝鮮工作員 週刊文春2003年1月16日 1/9-03:18
(週刊文春2003年1月16日号)


昨年九月十七日の電撃的な日朝首脳会談から四力月。国交正常化交渉は暗礁
に乗り上げたまま越年した。「ハバロフスク極秘交渉」など諸説が飛び交う
なか、小誌は衝撃的な情報をつかんだ。小泉首相秘書官が北朝鮮の工作員と
都内ホテルで密会を重ねているというのだ。


 一九七二年三月十三日の深夜。佐渡島の南端、小木町宿根木の海岸で、警
視庁公安部外事二課の捜査員が岩陰に潜み、じっと息を殺していた。同じ海
岸の別の場所には、新潟県警外事課と所轄署の相川署員が数班に分かれ、腹
ばいになって真っ暗な海を見つめている。
 その数日前、警視庁は北朝鮮から送られたある電波情報をキャッチしてい
た。それは、外事二課が数年前から追い続けてきた北の大物スパイが《十三
日夜、宿根木に作られた”着岸ポイント”に到着する》というものだった。
警察庁幹部が当時の状況を振り返る。
「その日の正午には、佐渡島近海の石川県沖に不審船が出没したという情報
が入ったため、工作船が接岸し、件のスパイが侵入するのは間違いないと、
現場の捜査員の緊張も高まっていた。しかし、こちらの動きを察知されたの
か、予定の時刻になっても工作船は着岸しなかった。
 新潟県警の捜査員が付近を捜索したところ、海岸の洞穴を出た岩場に不審
な男二人が腹ばいになっているのを発見した。職質(職務質問)をかけ、外国
人登録証の提示を求めたところ、一人が拒否したため、この男を外国人登録
法違反の疑いで逮捕した」
 逮捕されたのは、川崎市在住の在日朝鮮人で、逮捕当時、「伊藤重」と名
乗っていた。
「伊藤は、北朝鮮の工作員が日本に潜入する際に手引きをする”補助工作
員”で、着岸ポイントに潜んでスパイの到着を待っていた。そしてこの事件
から六年後、同じ佐渡島から曽我ひとみさん母娘が北朝鮮に拉致されたん
だ……」
(同前)
 その後、「伊藤重」は、公安当局の監視の網からプッツリと姿を消したと
いう。が、それから三十年後。この男が名前を変え、日朝国交正常化交渉の
裏舞台に登場しようとは、一体、誰が想像しただろうか……。
 昨年九月十七日の電撃的な日朝首脳会談から約四カ月。日朝交渉は完全な
膠着状態に陥ったまま越年した。
 日本政府が下した「拉致被害者五人を北朝鮮に戻さない」という決断に対
し北朝鮮側は「約束違反だ」と猛反発。十月末にクアラルンプールで行われ
た第十二回交渉も物別れに終わった。それ以降、拉致被害者五人の家族の帰
国問題も、「死亡」とされた八人の調査も、丸三カ月間、店晒しにされたま
まなのだ。
 ところが、肝心の小泉官邸は、相変わらずの”内輪モメ”を繰り広げてい
るという。大手紙政治部記者が語る。
「昨年末、田中均が外務審議官に昇格しましたが、引き続き日朝交渉を担当
させるか否かで福田官房長官と安倍副長官とが対立。福田は最初から『田中
には引き続き北を担当してもらう』と言っていたが、安倍は『彼には来年か
らロシアを任せる』と譲らなかった」
 最終的には、引き続き田中氏の『ミスタ「X』ルートを継続させることに決
まったが、このパイプの有効性にも疑問符が付いている。
「十二月中旬、福田を中心に事態打開のため、田中を特使として大連か北京
に派遣し、非公式折衝を持つという案が出されたが、北に一蹴され、頓挫し
ました。
 一方、安倍周辺からも、『(一月に首相が訪問する)ロシアで
は大きな土産がある』という話が流れ、これが『ハバロフスク極秘交渉か』
と一時騒がれた。結局、福田も安倍も自分たちのパイプを探り合っている状
態で、官邸としてのチームワークはないに等しい。
 肝心の小泉首相は『日米韓三国の協調が大事だ』と言うばかりで、いつも
ながらの丸投げ状態ですが、外務省や官邸は今も事態打開を図るべく様々
な”裏チャンネル”を使って北と水面下でコンタクトを取ろうとしているよ
うです」(大手紙政治部デスク)
 確かに今回の日朝交渉の背後には、小誌が昨年報じた在米韓国人ジャーナ
リストで、森喜朗前首相が金正日総書記とのパイプ役として使っていた文明
子女史や、前述の田中均・外務審議官が「個人的な信頼関係」を誇示する
『ミスターX』など複数の裏の”パイプ”が見え隠れする。


北朝鮮に中古漁船を密輸し逮捕

「ミスターXについては政府内で当初、『金総書記の妹婿、張成沢・朝鮮労働
党組織指導部第一副部長の兄の張成宇・平壌地区軍団長ではないか』と曝か
れていました。張成沢は、日朝交渉の表舞台に立つ姜錫柱・第一外務次官と
同様、金総書記に最も近い人物の一人です。
 ただ田中には、ミスターXの他にも、共通の知人をもつ京都の府立高校出身
の元在日朝鮮人で、”金正日の知恵袋”と呼ぱれる『李幸浩』というパイプ
もあるのですが、政府内には水面下の交渉をこれらの田中ルートに頼りすぎ
るのは危険だとする意見も根強い。
 このため官邸も首脳会談のかなり前から独自ルートを開拓したと聞いてい
ます。なんでも在日の大物商工人で、張成沢にパイプを持つ人物だそうで
す」(外務省関係者)
 この「在日の大物商工人」こそが、七二年に佐渡島で逮捕された前述の工
作員、「伊藤重」こと尹義重氏なのである。
 警視庁公安部の調べなどによると現在、「松浦重雄」と名乗っている尹氏
は一九三九年生まれの六十三歳。愛知県出身で、中央大学を卒業後、朝鮮総
連経済局に在籍。幹部候補生として将来を嘱望されていたという。
 七二年の逮捕後、地下に潜った尹氏が再び捜査当局の前に姿を現したの
は、約十年後のことだった。
 当時、尹氏は東京・銀座に本社を置く商社「ゼネラル産業」の役員を務め
ていたのだが、警視庁公安部は八三年七月、北朝鮮に中古漁船を密輸したと
して、外為法違反(無承認輸出)の疑いで、ゼネラル産業を捜索。尹氏を含む
同社関係者六人を逮捕した。
 北朝鮮に密輸された日本の中古漁船が、高性能の工作船に改造され、拉致
や、工作員の送り込み、覚醒剤の密輸などに使われているケースが多いこと
は、今や周知の事実だ。
「実は尹はその翌年の八四年にも船舶法違反などの疑いで逮捕されているの
だが、この三回目の逮捕の翌年、今度は左翼団体と関係の深い日本人と目黒
区内で新たな会社を立ち上げたんだ」(前出・警察庁幹部)
 現在も目黒区内の、古びたマンションの一室に本社を置く貿易商社「有限
会社サンフラワーダイナミックインコーポレーション」(以下、サンフラワー
社)。
 民間信用調査会社の資料などによると、尹氏が代表取締役を務めるサンフ
ラワー社は平壌に連絡所を、北京やシンガポールに協力事務所を設置。日本
製品をシンガポールなど東南アジアで仕入れ、北朝鮮や中国に輸出するとい
った「三国間貿易」で九八年七月期には十億円の売上高を記録した。
 その後も順調に業績を伸ばし、昨年七月期には北朝鮮の「経済改革」の影
響からか、工作機械の扱いが急増。売上高も前期比九パーセント増の十二億
円に達した。
 さらに二〇〇三年七月期には「北朝鮮内の大型プロジェクト」に絡む機械
販売の増加が見込めるため、前期比一六パーセント増の十四億の売上高が予
想されているという。
「注目すべきは、サンフラワー社が急激に業績を伸ばし始めた時期が、金正
日体制が確立された平成十年以降だという点だ。またサンフラワー社の北朝
鮮への輸出品の中には、工作船改造の際に使われる船舶エンジンなどが含ま
れており、過去には、日本海岸に漂着した北の工作員のものとみられる潜水
具が同社が扱っていたものと一致したため、監視を強めた時期もあった」(前
出・警察庁幹部)
 尹氏は一方で、複数の日本の有力政治家に人脈を広げていったという。
「尹は『反総連』、『反許宗萬(朝鮮総連責任副議長で総連の最高実力者)』
を標榜し、複数の議員に食い込んでいった。中には外相経験者も含まれてい
る」(同前)
 二〇〇〇一年一月二十七日、中川秀直・前官房長官が森首相(当時)の密使
としてシンガポールに向かい、金総書記の側近、姜錫柱と極秘に接触。この
極秘会談が結果的に、昨年九月の日朝首脳会談に繋がったとの見方もある。
「この極秘会談の裏にも尹が介在したと公安部はみている。この三カ月後、
森政権は崩壊し、小泉政権が発足したのだが、尹のパイプは森から小泉に引
き継がれたといわれている」(同前)
 ただこれらの事実を中川氏に質したところ、事務所を通じて「ご指摘の人
物(尹氏)とは、面識すらありません」「質問の内容は全て事実に反していま
す」と全面否定したが、前出の警察庁幹部はさらに衝撃の事実を明かした。
「日朝首脳会談からニカ月後の昨年十一月、尹を二十四時間体制で行確(行動
確認)していた外事二課の捜査員が、永田町のキャピトル東急ホテルで、小泉
首相の腹心といわれる飯島勲・総理大臣首席秘書官と尹が接触していた現場
を目撃している。二人の接触はこの時を含め、外事二課が確認しているだけ
でも十一月中に四回に及んでいた」
 昨年十一月といえば、日本政府が拉致被害者五人を戻さないことを表明
し、北朝鮮が猛反発。「日朝安全保障協議の無期延期」や「ミサイル発射凍
結の再考」など強硬な声明を連発していた時期だ。その最中に接触した二人
は一体、何を話し合っていたのか。
「そこまではさすがに把握できていないが、外事二課は『金正日政権が尹を
通じて、首相官邸にダイレクトに意向を伝える一方で、飯島秘書官は尹の情
報で”田中ルート”から入ってくる情報の裏取りをしていたのではないか』
と分析している。
 しかし過去の経歴からも明らかなように、尹は北の工作員で、二人が接触
してメリットがあるのは尹のほう。彼は飯島秘書官から引き出した情報を北
に上げることによって、自分の商売に繋げているんだ」(同前)
 また小泉首相のお膝元の情報機関、内閣情報調査室の関係者もこう証言す
る。
「我々の全く知らないところで、尹と飯島秘書官が接触しているという情報
を掴んだのは、首脳会談が開かれる直前の九月初旬のことでした。
 国の今後を左右するような大事を決める際には、我々内調をはじめとする
情報機関に事前に調査の指令が下りるはずなのに、一切問い合わせがなかっ
た。
 そしていまだに誰が、どんなルートで、どのように(日朝交渉の再開を)進
めているのかもハッキリしない。我々の存在意義が問われるだけでなく、非
常に危険な状態だと思います」


「答えられるわけないでしょう」

 韓国の情報筋も、小誌の取材に対しこう語る。
「三十年近く前の話ですが、現在の国家情報院の前身であるKCIA(韓国中央情
報部)は一時、尹をエージェントとして運用していました。尹は『共和国と総
連には絶望した』などと言いながら、KCIAに接近。KCIAは総連の情報を取ろ
うと、何度か彼を使っていたのですが、ほどなく彼が『ダブル』、つまり二
重スパイであることが発覚し、KCIAは完全に尹を切ったのです。そんな人物
をたとえ”裏”でも国交正常化交渉のパイプに使うなんて……。到底、信じ
られません」
 小誌が飯島秘書官に質したところ、飯島秘書官は、尹氏と接触したとされ
る情報を「百パーセントあり得ない。事実無根の話だ」と全面否定した上で
こう語った。
「尹氏も文女史も、かつての自民党政権のパイプで、小泉官邸はどちらも使
ってない。私は私なりのやり方で、過去の日朝交渉で名前がのぼった人物に
ついては徹底的に洗っている。その中には尹氏も含まれている。というの
も、彼は金丸訪朝団の際にセッティング役として名前が取り沙汰されていた
人物で、もちろん過去に三回、逮捕されていることも知っている。こうした
事実を全部把握した上で、『使う必要なし』と判断して使わなかった。その
尹氏となぜ今さら会う必要があるのか。
 尹氏が様々な政治家を通じてこちらに接触しようとしてきたという事実は
あるが、一切会っていない。
 彼らと今回の小泉訪朝とが僅かでも関係あるならば、訪朝は成功していな
い」
 次に小誌取材班は尹氏を川崎市の自宅で直撃した。尹氏は小誌記者を見る
なり、「とにかく私は一切、取材は受け付けてませんので……」と、玄関前
に用意した車に足早に乗り込み、いったんは走り出そうとした。
 しかし取材班がなおも食い下がり、「昨年十一月に四回、キャピトル東急
ホテルなどで飯島秘書官と接触した事実はないか」と質したところ、運転席
のパワーウインドウを下げ一言、こう言ったのだ。
「答えられるわけないでしょう……」
 日朝国交正常化交渉の裏で暗躍する北朝鮮の在日工作員。こんな人物を、
首相官邸が日朝交渉の”裏パイプ”に使っているということがもし事実なら
ば、小泉首相は一体、どの面下げて拉致被害者やその家族に会うのだろう
か。

http://hackjaponaise.cosm.co.jp/NorthKorea/bbslogs/nkoreabbs2819.html


==========================================================
《公安情報 ESPIO!》
■ 日朝交渉で小泉に爆弾         Vol.183 01/08/03
==========================================================
●HP(登録・解除) http://www.emaga.com/info/xp010617.html


 昨年暮れ、こんな記事が掲載されたことを、どれだけの読者が知
っているだろうか。

 http://homepage3.nifty.com/argus/aera1.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/aera2.gif

 「AERA」の取材が素晴らしいことに驚いているのではなくて
、「AERA」に公安情報がリークされ続けていることに驚いてい
るのである。

※ 末尾<資料1>参照

 記事では、渦中の人物が、直当りされているにも関らず、「A氏
」とされていることに加え、ニュートラルに事実関係が書き連ねら
れているので、いったいこの内容にどんな問題があるのか、今ひと
つピンとこないに違いない。
 次いで、今年1月1日の産経新聞朝刊は「官邸ルートの一員とさ
れる大物商工人(元在日本朝鮮人総連合会中堅幹部)」について言
及した。

※ 末尾<資料2>参照

 そんな中、まさに「AERA」が言う「A氏」について、「週刊
文春」最新号が実名報道している。しかも、どこに“攻撃ポイント
”があるのか、はっきり分かるように記述している。
 「AERA」の言う、「A氏」、すなわち「対北『裏パイプ』の
男」とは、松浦重雄氏。いや、本名、尹義重氏である。
 「文春」が言うように、氏は過去、三度、日本警察に逮捕されて
いる。
 そして、そのことは実は新聞報道もされている。以下の記事を見
れば、「週刊文春」による「北朝鮮工作員」という形容が、決して
誇張ではないことが分かるだろう。
 


・新潟日報(1972年3月17日付朝刊)
 http://homepage3.nifty.com/argus/y72.gif

※ 上のAERA記事で「逮捕したのは警視庁」とだけ記されてい
ることに注意してほしい。「現場に公安部がいたこと」を確実に知
っているのは、極めて限定されているのだ。

・朝日新聞(1983年7月19日付朝刊)
 http://homepage3.nifty.com/argus/y83.gif

・同(1984年8月26日付朝刊)
 http://homepage3.nifty.com/argus/y84.gif

 氏の名前をハングル表記すると、

 http://homepage3.nifty.com/argus/yun.gif

となるが、当然と言えば当然のことながら、目ぼしい情報はインタ
ーネット上では見当たらなかった。
 この氏が、「文春」の報じるところによれば、まさに小泉の側近
である飯島勲・総理大臣首席秘書官と昨年11月だけで4回接触し
ていたことが、警視庁公安部外事二課によって確認されているとい
う。
 一方、氏は、今なお、内閣情報調査室のプロパーの職員が運営す
る“協力者”であるとも言われている(尹氏からすれば、逆に内調
職員に工作をかけて、情報活動をしていることになる)。つまり、
「文春」記事によれば旧KCIA(現国家情報院)が「二重スパイ
」であると切って捨てた人物の掌で、日本政府が踊らされてきたと
解釈することもできるわけだ。
 その意味で、この記事は、経済はともかく、治安・防衛・外交の
分野では得点をあげてきた小泉政権を、思わぬところから揺さぶる
爆弾情報なのである。小泉が進めた(あるいは進めようとしている
)対北交渉をこころよく思わない、小泉を攻撃したい勢力が存在す
るのだろう。あるいはこれを機に足元を掬おうとする政治的な動き
があるのだろう。
 記事は次のように結んでいる。
 「日朝国交正常化交渉の裏で暗躍する北朝鮮の在日工作員。こん
な人物を、首相官邸が日朝交渉の“裏パイプ”に使っているという
ことがもし事実ならば、小泉首相は一体、どの面下げて拉致被害者
やその家族に会うのだろうか。」
 それにしても、波乱万丈の人生というべきである。
 佐渡の海岸の洞窟で、腹ばいになっているところを逮捕された人
物が、わずか10年後には実業家として成功し、今や日朝交渉の裏
面で暗躍しているのだから。
―「文春」のスクープ記事が今後、政局に与えるかもしれない影響
に要注目である。

<付記>
 さしたる根拠はないが、三度の逮捕をめぐる不可解な経緯から見
て、ひょっとしたら氏は一時期、日本警察とも協力関係にあったの
ではないかと、筆者は想像している。
 もっとも、少なくとも現在、公安部と切れていることは間違いな
いようだが・・・。

<資料1>
「食糧支援」案が急浮上 長引く「拉致家族」問題
2002.12.09 AERA 94頁
(略)
 田中氏のカウンターパートは誰なのか。「金正日総書記に近い人
物」といわれるが、政府内でも知っているのはごく数人という。
 有力情報として流れているのが田中氏の「京都人脈」だ。
○ 総書記に近いルート
 田中氏は京大法学部卒。その5年先輩に元通産省(現経済産業省
)幹部がいる。元通産幹部は京都の有名府立高校出身だが、高校時
代の同級生に在日朝鮮人の親しい友人がいた。田中氏は、大学の先
輩であるその元通産幹部を通じ、元幹部のかつての親友と連絡をつ
け、北朝鮮との「裏ルート」のパイプを広げたというのだ。
 「元通産幹部の親友」とされるのは、李幸浩(リヘンホ)という
人物。京都の府立高校を卒業した60年ごろ、在日朝鮮人の帰国運
動に加わり、北朝鮮に渡った。金日成(キムイルソン)総合大学に
進学し、そこで金正日総書記と同級生だったという。
 「北朝鮮への帰国者の中で、李氏は希望の星といえる存在だ。在
日朝鮮人団体が彼を、成功した帰国者の代表例として紹介したこと
もあったらしい。数多くの在日朝鮮人が、物心両面で彼をバックア
ップしたとも聞く」(関係者)
 金総書記と親交があるといわれる李氏は北朝鮮の研究機関、社会
科学院で昇進し、現在は同院所属の世界経済研究所長の地位にある
。「彼は日本の政治・経済のアナリストで、日本から送られた様々
な関係資料を分析しているようだ。過去、通産省外郭の経済研究機
関の招きで訪日したこともある」という。
 その李氏と極めて親しく、平壌を訪れるたびに李氏と顔を合わせ
るという在日朝鮮人研究者がいる。彼も京都育ちで、京大卒。李氏
ら社会科学院関係者を招いた通産外郭研究機関と深い交流があった
人物だ。
 「実は、その在日朝鮮人研究者の兄と子どものころから親しかっ
たのが、北朝鮮問題と長くかかわってきた自民党の大物代議士。研
究者の兄は日本人妻や子どもと一緒に北朝鮮に帰国し、すでに亡く
なっている。その代議士が北朝鮮に特別の思い入れを持つのも、い
まは亡い友人への気持ちが投影されているようだ」(関係者)
(略)

<資料2>
昨年9月の首脳会談 「裏人脈」に頼った日朝 文明子氏、金総書
記の「相談役」
2003.01.01 産経新聞朝刊 1頁 総合1面

(略)
 日朝首脳会談の舞台裏で動いた米国在住の韓国系女性ジャーナリ
スト、文明子(ムンミヨンジヤ)氏は、昨年八月から東京や北京を
行き来しながら日朝関係者との秘密接触を重ねた。八月末には東京
都内のホテルで、与党の大物政治家と面会したことが複数の筋から
確認されている。
 首脳会談の実現をめぐって、日本側では当時外務省アジア大洋州
局長だった田中均氏が「個人的な信頼関係」を持つとされる北朝鮮
側X氏との「田中ルート」や、小泉首相が独自の情報確認に使う「
官邸ルート」など複数のルートがある。文氏は、こうした日本側の
各ルートにさまざまな形で接触し、北朝鮮側の意思を伝え、同時に
日本側の情報を北朝鮮に提供してきたようだ。
 首脳会談の開催が発表されたあとの昨年九月初めには、北朝鮮社
会科学院の幹部であり田中氏との共通の知人がいる李幸浩氏と北京
で会っている。さらに文氏は、官邸ルートの一員とされる大物商工
人(元在日本朝鮮人総連合会中堅幹部)とも接触していたとみられ
ている。
(略)

<資料3>
中・朝、インフラ整備に着手 豆満江開発で合意/北東アジア経済
シンポ
1994.08.23 東京朝刊 4頁 
 金日成主席の死後、金正日後継体制発足が注目される折、中国・
長春でこのほど開かれた北東アジア経済発展戦略国際シンポジウム
に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の代表が参加した。この会議
を通し、北朝鮮代表は、中・朝・ロシア三国にまたがる豆満江(中
国名は図們江)地区開発計画に強い意欲を示した。
 このシンポジウムは、吉林省社会科学界連合会と韓国地域社会開
発学会との共催で七月末、二日間にわたって開かれた。
 北朝鮮代表は四人出席し、社会科学院世界経済・南南協力研究所
の李幸浩所長と政府機関・朝鮮対外経済協力推進委員会の文松原課
長が北朝鮮の豆満江開発計画に関する方針と計画について報告した。
(略)
==========================================================
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