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(回答先: 「小さな政府」・・・サッチャーイズムという流れをどう考えますか? 投稿者 ジャン 日時 2005 年 8 月 09 日 07:36:37)
封建時代の名残である。お上が作った役所、当然それは民意が反映されておらず、官僚的な世界の中で彼等なりの世界を築いてきた、尚悪いことに封建主義から一応の民主主義に変化した際にも、お上としての上部は取り除かれたが、官僚機構はもはや抑えるものが無いという中でそのまま残ってしまった。つまり彼等の天国が現在まで続いていることになる。
お上の典型的な例として、どのような苦労話(郵政発足当時)をつけたとしても、特定郵便局の局長の世襲制、最初の出発点はその地区の名士だったはずである。つまりお上から指名されたものが、そのままその地区の名士として郵便局長の地位を現在まで守り続け。その地域のボスとして君臨している。
今回の小泉首相の郵政民営化に反対した議員は公認しないということは、郵政民営化反対に乗っかった議員に、その地域のボスである特定郵便局長がなんとしてもその名士としての地位の総力を挙げてその議員を当選させなければならない。
特定郵便局長が歩いて票を集めたとしても、そのときはハイ・イイデスヨと言った地域の人たちが、選挙時に果たして局長の思惑通りになるのか、もしならないとしたら、もはやお上の時代は終わったのだと気が付かなければならない。
それが全ての官僚にいえることだと考える。
資本主義は効率主義に進む。それはコンピュータ社会に合わせた民営と同じように余剰人員は削減される。
それが今回の小泉首相の衆院解散・総選挙が出発点となるのではないだろうか。
ただし資本主義は軍隊といえども民営化される時代の中で、コスト主義が多くの弊害を生むという結果になることは間違いないだろう。