★阿修羅♪ > 議論21 > 600.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「小さな政府」・・・サッチャーイズムという流れをどう考えますか? 投稿者 ジャン 日時 2005 年 8 月 09 日 07:36:37)
サッチャーイズムは失念しておりますが、、、、(^_^)
我々非公務員の立場から言えば、小さな政府化でも従来(以上)の行政サービスが受けられ、それに見合う減税が得られれば最高。
サービス低下してもそれなりの減税ならばまずは仕方ない。
サービス低下して、なお税金同様(か増税)なら最悪。
大きな政府化で行政サービスが向上、税金従来のまま(減税)なら良し。
行政サービスそのまま、増税ならだめ。
行政サービス低下・増税なら最悪。
要は、大きいか小さいかではなく、我々の損得は行政サービスと税金によりけり。
すなわち、政府の大小ではなく、少ない支払いで、よりよいサービスなわけで、政府はどうすればいいかは、少ない税収でよりよいサービスをしてくれればいい事になる。
一言で言えば、政府の大小化より、行政の効率化が優先だと思う。
ご時世をみると、効率化せず、小さくすればいいと思っている様だ。
郵政でみれば、郵政効率化法案とか郵政改革法案ならわかるが、なぜ、一足飛びに郵政民営化なのか小生にはわからない。
昨日国会をみてたら、扇参院議長が「郵政株式会社化法案」と言っていた。
小生のイメージでは、ならば、郵政は大株主が経営権をもつ事になる。
大株主は当然収益性を目指す。サービス悪化する場合も競争で良くなる事も考えられる。
いずれにせよ、少ないコストでより多い収益を目指す事になるのは間違いない。
いままで親方日の丸状態の郵政事業が民営化でいかほどの競争力を保てるか疑問視している。
更に、大株主が外資がなる事も十分考えられる。
外資経営者が郵貯・簡保資金を自国で運用しないとも限らない。悪い方に考えれば、アメリカが軍事産業で戦争資金に、石油産業がCO2増加に使うかもしれない。
ならば、まだ、日本の無駄な高速道路の資金に使われた方がマシである(決して望ましいとは思えないが)。
話がそれたが、郵政民営化すれば、相対的に小さな政府化にはなる、だが、郵政サービスは良くなるかどうかはなってみないとわからない。郵政に払う税金は減るはずだが、今の政府は増税といっている。小生にはいいかどうか判断がつかないのである。
しかし、小泉政権になってからの様々な事をみていると、個人的にはあまり信用できないのである。
ろくすぽ郵政事業を改革しようともしないで、民営化を声高に叫ぶあたり、小生にはわからない何かあると勘ぐりたくもなる。
また、横道にそれたが、政府の大小より、必要とされる行政部門は大きく、不必要な部門は小さくすべきで、大きくなるか小さくなるかは結果論だと思う。問題は時代に見合わず不必要な部門を大きいままに、時代のニーズの小さい部門を小さいままにしている事に問題の本質がある様な気がする。