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(回答先: 東アジアで戦争を起こす為のネタづくりをせっせとしている段階でしょう。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 7 月 25 日 21:02:00)
北は早く拉致被害者を解放すべきだ。日本の拉致被害者などはまだいいですが、韓国の拉致被害者なんて、日本の扱いとはえらい違いで、スパイ扱いで拷問にかけられた人もいて、当局の監視下ですわ。早くさっさと南北はお互いの拉致被害者を解放すべきだ。(韓国もやっていたのね)
それより気になるのは、今の日本と中国ですね。
中国では当局非公認のデモをすれば、収容所行きですわ。つまり、日本の商店や大使館の建物や車、日本人を襲撃したのは、当局公認だったということです。
中国にすれば、別に侵略をあくまで認めようともしない日本に頭下げてまで、進出してもらわなくても、欧米でもいいんです。逆に日本にすれば、いつまでも敗戦侵略国として、中国に頭を下げ続けねばならない理由はない。低賃金や市場なら、ベトナムでもタイでもインドでもいいんですわ。別に進出するのに中国でなければならない理由はない。
「戦争の反省だと?我々はアジアの解放者だったんだ!侵略だったなどとは認めない!日中戦争は止むを得なかったのだ!中国が悪いんだ」と日本は言いたいのである。今後は謝る気はないぞということです。それに対し、中国は「事態の一切の責任は日本側になるのであり、(当局公認の)日本人・日本大使館・日本企業襲撃の責任は当方にはない!」と言いたいのである。
今の財界はかつての「今、中国が面白い」「上海が変わる」というような中国賛美から一転して、今度は「反日中国は滅亡する」という悲観的な観測が強くなっている。お互いに不要な存在になってきているのだ。せいぜいお互いにとって、脅威を煽り、自陣営の結束を固めるためのネタでしかない。6者協議を軍縮会議にすること、その提案自体は賛成します。しかし、現状ではそれは「会議は踊る」掛け声だけで終わる可能性が大きい。むしろ、今後対テロ戦争の名の元に各国が軍拡競争に走る可能性大である。
・北ノ朝鮮は拉致問題を解決する。核開発も止める。その代わり、こちらもそちらへ核を向けない。
・中国は台湾問題で武力行使の選択を放棄する。ミサイル配備も止める。その代わり、こちらもミサイル配備を止める。
6者協議において、このようなコンセンサスすら得られない場合、何も期待できないのではないだろうか?拉致被害も核配備も極めて冷戦型の問題であり、本来このような問題は21世紀の今ごろは解決済みでなければならないはずであるが、東アジアでは欧州ほど進んでいないのである。