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(回答先: 【決定の中身】の方が【決定方法】よりも重要 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 7 月 17 日 23:25:04)
>ワヤクチャさん
ワヤクチャさんの意見は正しい側面を持っています。
だから「多数の意見=正しい意見とは限らない」とも書いています。
で、ワヤクチャさんの
>【今、日本は国益の名の下に国民が総動員されようとしていると思います。
「日本の国益を守る」事に「賛成しない事ができる」人がどれだけいるでしょうか?
多数決で決めていくだけなら「国益擁護に賛成」→「韓国(統一朝鮮?)との戦争に賛成」という事に成りかねない情勢なのですよ。
多数決の危うさがココにあるのです。
「民
主主義(多数決)は必ずしも戦争を阻止する論理では無い」という事です。】
との意見が正しいと仮定してみましょう。(Kは日本人はそこまでバカとは思っていませんので「戦争賛成」になる可能性はゼロだと思っていますが、将来的に渡りゼロかどうかは分かりません)
少数で「絶対反対!」を叫んでいれば「戦争は阻止」できるのでしょうか?
イラクの自衛隊の派遣は阻止できませんでしたね、あの時、国民投票が行われていたとしたらどうだったでしょう?
党議拘束がなかったとしたらどうだったでしょう?
それでも、通ったかもしれません、しかし、それでも通ったならば「少数派による絶対反対は無意味」(主張が無意味と言う事ではなく、行動に効果がないと言う事です)と言う事でしょう。
「戦争などと言う物は誰がどう考えても間違っているのです。」
それが、多数決によって通るなどと言うことはあり得ないのです。
もし仮にあるとすれば「多数決の手法がおかしい(本当の意味の多数決になっていない)」か「多数決の参加者が憑き物に憑かれている時」です。
勘違いしないで貰いたいのですが、多数決を認めるから「間違った事が決定される」のではなく「それは、正しい方の多数派形成が失敗したから間違いが決定される」のです。
正しいのに多数派形成ができないのなら、戦術がヘッポコなのです。
作戦がバカなのです。打算と計算が分かっていないのです。考えていないのです。
そこも「違う、相手が卑怯で狡猾なのだ!」とか主張しても、駄目なのです。
敗因を分析し、次には勝てる工夫をするしか方法がないのです。
ですから、党議拘束と国民投票制の導入(真の多数決ならば正義が勝つという期待)に望みを託すしかないのです。
もし仮にそれでも負けるなら、自分の主観が間違ったと認めるしかないでしょう。(勿論、多数決の決定において不正がなかったかの検証は必要です)
それは、間違っている!!「間違っているのは、みんなの意見の方だ!」とするのなら「憑き物の領域」だと思いますが、「それならば、民主主義的多数決を越える正しい方向決定方法を示さなければ、永遠に勝利はあり得ません」
それが「体制に対して抵抗し訴え続けていく事」なのでしょうが、何時になったら効果は出るのでしょう?
勝利を得ようとするならば「正しいと思っていながら、一身上の都合で間違っている事を承知で入れる事がない状況作り」をするしかありませんし
「マスコミの誤った情報操作を誤っている。もしくは、隠蔽されている」事を立証し、正しい情報によって判断して貰うようにする。しかないのです。
これで、負けるなら、間違っているのは自分の方なのです。