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>同感です
>http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/372.html
>投稿者 happyblue 日時 2005 年 6 月 19 日 22:07:25: BaRfZQX6fAfSk
(回答先: 基本的な認識において貴方と同じ考えです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 10 日 16:21:35)
>ワヤクチャさんこんばんわ
こんにちは。
見落としておりました。済みません。
>レスありがとうございます。大分返答が遅れました。
いいえ、こちらこそ。
>人口問題についてのご意見と平和革命の可能性についてのところはいくらか意見あり>ますが、基本的に同感です。
どうも。
>平和革命の可能性について、僕は運動は必然的に労働者と国家権力との実力での闘い>に発展せざるを得ないと思いますが、いまの情況でそれをいうことが運動を発展させ>る焦点でもないと思うので、そこでの一致がないといやだとかいうつもりはありませ>ん。その上で
>「何らかの法とそれに実行力を与える何らかの権力が必要」といわれた部分、ここが>改良にとっても、革命にとっても最大の問題だと思います。
権力という概念は少し色々な解釈があり過ぎて誤解を招く元になるかも知れません。
要は目的があって、その目的を達成する為に行使される力ですね。
それは、行動の命令であったりするワケです。
デモに行こうという呼び掛けであったりですね。
>どんなにいいことをいっても、どんなに正当性のあることでも、実行力・権力がなけ>ればそれは実現しない。
そういう事です。
実際的な力としてどう作用するかです。
どのような行動が促されたのかという事が大事です。
>資本どうしの大競争を繰り広げているブルジョアジーは、それを百も承知で国家権力>のもとで自国や他国の労働者、人民、小資本を支配している。
そうですね。彼らはまさに金に物を言わせて動かしているのです。
金が権力なのです。
>問題は、いまの社会を変革する能力を持っている勢力はどの勢力なのか。ということ>ですが、僕は平等と民主主義を資本主義社会の生活(労働)の中で、渇望する勢力は>働者階級として存在していると思います。
但し、平等や民主主義という概念自体を問わねばなりません。
これらは自明の概念ではありません。
平等の実現って一体何をする事なのか?
民主主義の実現とは具体的に何をする事なのか?
が問われます。
我々は具体的な政策を掲げるべきであり概念で終わっていてはならないと思います。
例えば平等の中で経済的平等を勝ち取ろうとしたら何をなすべきか?
貧しい人にどう手を差し伸べるのか?という具体的テーマがここにはあるのです。
>競争で得をする階級と、損をする階級はいまの社会ではっきりと分かれています。
競争自体が社会の中の支配関係を確定していってるワケです。
>ブルジョアは封建社会においては平等と民主主義を渇望して革命を主導しましたが、>いまや彼らはそれを自らのものにはできない。
日本の場合は果たしてブルジョア革命はどのようになされたのかが問題になります。
ブルジョア革命とは、武士権力に対して商人階級が起こした革命になるのですが、
明治維新はあくまで武士階級が主導して藩を廃止し天皇の下に国家を統一した革命でした。では、ブルジョア革命は日本では一体どのように行われたのかです。
国家自体が官僚の主導によって資本主義化していったという事が実態であり、
ブルジョアと武士階級との衝突がどのような形であったと言えるのか?
という事が問題になります。
むしろ、武士はそのまま官僚になり、ブルジョアと対立する事無く寄生したというのが実情では無いでしょうか?
明治維新以降、自由民権運動とか大正デモクラシーとかありましたが、どれだけ一般国民の間に民主主義や平等の概念が根付いたかは疑問です。
戦後、アメリカによってアメリカ型デモクラシーが移植されたという認識はかなりあると思います。
これらの経過で果たしてブルジョアがどれだけ平等と民主主義の担い手と意識されていたのかは疑問です。むしろ、そのような思想を持ったインテリ主導の運動だったのでは無いでしょうか?
日本のブルジョアジーは早くから国家に寄生する金儲けの道を選んできたと思います。
また、労働者階級の方も平等と民主主義をあまりピンときているようには見えません。
それは、選挙の投票率の低さにも現れております。
税金を払っているのだからちゃんと行政が税金を何に使っているのかを監視するという事についてまだまだ意識は低過ぎるように思います。
学校教育でも国民による政府の監視という観点をもっと教えていくべきでしょう。
>労働に応じた対価という平等の基準を自らにも適応することは彼らにはできない。
むしろ、どれだけ低賃金に抑えて利益を上げるかばかり考えております。
労働組合の役割がここにあるのですが、その労働組合も闘わない組織に成り下がってきております。労組の幹部が経営側となれ合いになっているのです。
労働組合の幹部が経営陣になるという現象も起こっております。
つまり、労働者の要求を低く抑える事に成功したから経営手腕を評価されての事です。
>労働者階級こそは、平等の基準で働き、権力をとってすべての階級に平等を強制し、>階級そのものをなくし、平等の基準そのものを無用にしてしまうような社会を作り出>す可能性を持っていると思います。
そうなんですが、ここでまた労働者階級なるものが問題になります。
労働者階級は具体的には労働組合や労働者の利益を代弁する政党によって主張を打ち出すしか無いのです。しかし、その肝心の労働組合や労働政党の政策が必ずしもそのような政策で無くなってきている所に問題があります。
>権力を労働者が奪い取るときに、多くの血が流れるかどうかということは、具体的な>闘いの過程によっていろんな形はとられるのだと思います。
そのような革命の過程の問題以前に、労働者の利益を代表する組織をつくり直さなければなりません。
>人口問題については、またの機会に。。。。
期待しております。
では、また。