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(回答先: 基本的な認識において貴方と同じ考えです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 10 日 16:21:35)
ワヤクチャさんこんばんわ
レスありがとうございます。大分返答が遅れました。
人口問題についてのご意見と平和革命の可能性についてのところはいくらか意見ありますが、基本的に同感です。
平和革命の可能性について、僕は運動は必然的に労働者と国家権力との実力での闘いに発展せざるを得ないと思いますが、いまの情況でそれをいうことが運動を発展させる焦点でもないと思うので、そこでの一致がないといやだとかいうつもりはありません。その上で
「何らかの法とそれに実行力を与える何らかの権力が必要」といわれた部分、ここが改良にとっても、革命にとっても最大の問題だと思います。
どんなにいいことをいっても、どんなに正当性のあることでも、実行力・権力がなければそれは実現しない。資本どうしの大競争を繰り広げているブルジョアジーは、それを百も承知で国家権力のもとで自国や他国の労働者、人民、小資本を支配している。
問題は、いまの社会を変革する能力を持っている勢力はどの勢力なのか。ということですが、僕は平等と民主主義を資本主義社会の生活(労働)の中で、渇望する勢力は働者階級として存在していると思います。競争で得をする階級と、損をする階級はいまの社会ではっきりと分かれています。ブルジョアは封建社会においては平等と民主主義を渇望して革命を主導しましたが、いまや彼らはそれを自らのものにはできない。労働に応じた対価という平等の基準を自らにも適応することは彼らにはできない。労働者階級こそは、平等の基準で働き、権力をとってすべての階級に平等を強制し、階級そのものをなくし、平等の基準そのものを無用にしてしまうような社会を作り出す可能性を持っていると思います。
権力を労働者が奪い取るときに、多くの血が流れるかどうかということは、具体的な闘いの過程によっていろんな形はとられるのだと思います。
人口問題については、またの機会に。。。。