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(回答先: お褒めいただきまして光栄ですが、私はあっしらさんを尊敬しております。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 16 日 13:48:35)
>実はここは私は動揺しております。
>「経済的弱者=労働者階級」と言っていいのかという点です。
>階級闘争と言うと資本家階級に対する労働者階級の闘争という事になり、
>権力論の中では分かり易く言う為に「労働者階級の権力による資本家階級への強制」という図>式で描きましたが、果たして対抗的権力が「労働者階級の権力」という形で作れるのか?とい>う疑問があるのです。
>むしろ個々の政策を総合したような呼び方でその権力は呼ぶ必要があるのではないかなどと思>っております。
>かつて労働者階級の権力の名の下で官僚の権力が肥大化した轍を踏みたく無いという気がして>いるのです。
>労働者階級という概念はひょっとしたら曖昧なのかも知れないと思っているのです。
>階級とは何か?という事が問題になりますね。
>それは生産手段の所有の多寡によって分類された人間の集団だと思うのですが。
そこが曖昧にされていたから、官僚独裁になったと思います。私はれんだいこさんのような階級を曖昧にする論には反対です。労働者階級(で表現が悪ければ貧困層)としての対立点をはっきりさせないと、逆に共産圏の官僚独裁を許すことになると思います。共産圏の官僚は豊かだからです。過去に貧しかったかどうかではないのです。現在どういう立場になるのかです。官僚や軍人や警察・政治家・国営企業経営者をそのまま労働者階級の代表にするから間違ったことになるのです。ソビエト民主主義も貫徹してないのに、社会主義は何故間違っていたか総括が必要などというれんだいこ氏の主張は受け入れられない。