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Re:これまで権力を廃絶できなかった理由は、今の社会では自分も事業主として
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投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 6 月 14 日 19:05:29: VwFkRnCGdf9dw
 

(回答先: 何も支持を得ていない権力は存立し得ない。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 14 日 15:29:16)

>国民から何ら支持を得ていない権力というものを想定する事ができるでしょうか?
>ただただ国民に服従を強いるだけで何ら恩恵を与えないような。
>そのような権力はあった試しは無いのです。
>金正日にしたってマインドコントロールの結果が大きいとは言え国民の支持があってこそ権力>を維持しているワケですよ。
>ヒトラーも天皇もムッソリーニもブッシュも同じです。
少数の犬だけを優遇して成り立っている場合もあると思う。権力が維持できるだけの犬を養うことができれば、権力は維持できます。

>問題はどのような中身で支持されているかというだけの問題なのです。
>その中身によって権力の性格も違うのです。
しかし、大別すれば、二つしかないと思います。搾取者のための権力か被搾取者のための権力か?

>現在の日本の権力は国際金融資本に従属する権力です。
>我々はこれに対抗しようとしているのです。
>国際金融資本に強制する力が必要なのです。
>国際金融資本はデリバティブなど金融工学という名の錬金術(インチキ)によってコンピュー>ター内での単なるデータとしての名目上の資産を拡大し続けております。
>我々はこのデータに課税しなければ国際金融資本の完全な奴隷と化します。
>今でもそうなりつつあります。
>この課税に対してはあらゆる方法で国際金融資本は敵対してくるでしょう。
>従って、我々はこの敵対行為に対抗できるだけの法・組織・思想・メディアを作る必要がある>のです。
>これは、国際金融資本に対抗する権力そのものなのです。

実際は国際金融資本の力が巨大であったが故に過去のあらゆる革命は、支配→服従の体制を止揚できなかったのだと考えている。権力は内閣にだけあるのじゃない。私も個人事業主になれば、採用・解雇の立派な権力を持つ。ピラミッドの最底辺の権力だが、権力は凄まじい網の目のようなピラミッド構造で複雑に絡み合ってできているから、一回や二回の政変では何も変わらないかも知れない。

>私はこの考えに対する賛同者を募ります。
>私が個人的に権力を得たいが為ではありません。
>一旦形成された組織や権力はふさわしい指導者をリーダーに据えるようなシステムによってそ>の力を維持するしかありません。
>リーダーがその地位を維持できる為の条件が無数に存在するのです。
>無能なリーダーがライバルを粛清するような組織は北朝鮮やソ連のように組織の弱体化を招き>崩壊します。
>スターリンがソ連崩壊の条件を作ったのです。
>毛沢東も中国の指導部のレベルを低下させたでしょう。
>毛沢東以外の全員に対する批判を奨励する文化大革命によって。
>あれこそレッテル貼りが思想を破壊する例です。
>「走資派」などというレッテルは今では否定されているでしょう。
>全員が「走資派」になっているのですから。

賛同します。

>権力を形成し維持する事の中には思想を始めあらゆる要素があるのです。
>「権力を取りたい」という権力志向が権力を与えてくれるワケではありません。
>むしろ、個人の意思とは別個の所に権力は存在し、常に無数の権力の萌芽が誕生し、異なる権>力同士の闘争があらゆるレベルで常に行われているのです。
>それは、例えばあなたとのこのような対話の中にも潜んでいるのです。
>議論というのはいずれの論理の方がより現実的かをめぐって争われているものであるから、よ>り現実的と思われた方の論理によって読者は思考をする習慣を身に着けていくのです。

なるほど。

>権力は服従を求める
それはそうです。
>しかし、それは個人が求めるのでは無く、権力が内包している論理自体が服従を求めるので
>す。
>国際金融資本を我々は統制しなければならないのです。
>服従させなければならないのです。
>「権利と義務」という考え方は権力が自らを正当化する為の手段です。
>「あなたを犯罪から守る為に警察を配備しよう。」=「生活の安全の権利をあなたに与えよ
>う。」
>つまり、義務である納税はちゃんと履行させ、権利である福祉は切り捨てるという事がこれま>で日本国家がやってきた政策です。
>日本国家は銀行の為の権力であったという事です。
>これに対抗しなければならないであり、「権利と義務」というあたかも「1出して1返しても>らう。」と勘違しそうな言葉のトリックに騙されてはならないのです。
>権利として何が与えられているのか?
>義務として何を命令されているのか?
>については別個に考えざるを得ません。

なるほど。
                     
>義務を強制するのが権力だと思います。
>権力の役割は義務を強制する事であり、権利はその義務を強制するにあたって納得させために>用意したアメに過ぎません。
>アメとムチが権利と義務です。
>これが支配の手段なのです。
>「権利と義務」というイデオロギーは「支配の為のイデオロギー」なのです。

ふむふむ。

>社会を維持する為に一定の物や貨幣を収めろという事ですね。
これが社会権力形成の論理なのです。
また、これは社会を形成する為に必要な事であり、悪いとか言っているのではありません。
権力にいい悪いは無いのです。
にも関わらず、権力一般を悪とみなす考えがあり、私はそれが誤りであると言いたいのです。社会秩序を維持する為には何らかの権力が必要なのです。
現在の世界を支配している国際金融資本に対抗する生活者の権力が必要なのです。  
>人間の生活を守る為の権力が必要だと主張しているのであり、現在の権力は人間の生活を破壊するものだと申し上げたいのです。
今の権力を統制しない事には我々の生活の安全はありません。
その統制の為の権力が必要だと申し上げているワケです。
あなたが権力形成に反対なのはよく存じております。
しかし、その主張を堅持しながらどうやって国際金融資本の権力に立ち向かおうをされているのでしょうか?
>それとも、元々、問題は人間の考え方の中にあるのであり、国際金融資本も縄文ビトさんの説得によって統制できるとお考えなのでしょうか?
仮にそうだとしても、貴方の考え方が国際金融資本を制御する強制力(権力)になっていると私は考えます。
>それは、「権力=悪」というイデオロギーの成せる技ですね。
>国際金融資本は自らに何らかの足枷をはめるような対抗的権力を作らせない為に
>「権力一般=悪」というイデオロギーを宣伝したのだろうと思います。
>全共闘運動を利用したでしょう。
>あなたもまんまとその洗脳にやられてしまったと考えます。

そうではなく、古典的なテーマだと思います。アカの他人を信用して、権力を預ける恐怖は誰にでもあるでしょうし、バクーニンとマルクス、クロポトキンとレーニン、宮本と大杉の時代にも同じような議論がされていると思います。全共闘本体はともかく、参加セクトは権力志向丸出しだと思いますが。

>権力を行使する方向は国際金融資本であって支持者の方向ではありません。
>全方位的に権力を執行するという事は無いのです。

そうですね。

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