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金は経済社会には不可欠のものであり、金を無くしてどのような経済システムが可能であるかについてはまだ誰も考えついていないでしょう。
金とは交換価値であり、交換価値がこの世の神となったのです。
で、この交換価値を溜め込んだものが天下を取りました。
最大の権力者です。
金は他者の生殺与奪の権も人に与えました。
この金の暴走に歯止めをかけられるのは現在では法律しかありません。
主には税制によって溜め込まれ過ぎた金(資本)は回収し、再び市場へ無償で投下するしかありません。
社会福祉制度は金を市場へ再分配する1つの方法です。
労働力(商品)の再生産を税金によって補助するという事です。
このように金(資本)の再分配機能は資本家の利害と対立的に行わない事には実効性はありません。
しかし、国家は資本家によって常に買収され続ける為にポーズとしてしか再分配機能を果たす事ができません。
では、どうするか?
資本からより独立的に運営されるできるだけ小さな地域での自治機能を確立する事です。
縄文ビトさんが提起されている「労働力の売買の禁止」は「金の再分配」を先行させなければ実現不可能です。
金が無ければ誰も生きていけないからです。
金を再分配する方法について話し合っていきましょう。
為替取引に対する課税(トービン税)は是非共必要です。
国際連合がこのような課税を全世界の為替取引業者に行う事が必要です。
資本という権力に対抗できるのは法の権力だけです。
法とはすなわち「全人類の意志」です。
あるべき社会への全人類の意志です。