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ジャンさんおはようございます、最近いくらか体に健康が戻ってきたような気がいたします。
メール読ませて頂きましたが、私はいつも同じことを考えている、なぜかそのように思われてしまっているのではないかと、最近考えさせられてしまいました。つまり私の現実を無視した独りよがりかなと自分でも考える今日この頃ですが、また逆に「他者の労働の私有化を禁止する」という意味が理解されていないのではないかという気もいたします。
そこで第一点といたしまして、哲学とは(これは私なりの哲学かもしれませんが)出した回答なり、また問題は普遍性を持たなくてはならない。ということが基本になります。そこで不平等の原因、または現在の社会から不平等を無くすには「他者の労働の私有化を禁止する」ということになるわけです。ここには人間の歴史を通して発言しているわけです。この辺を理解していただきたいと思います。経済的に考えるならその時代時代にあった生産様式でものを考えてしまうのではないでしょうか。
そこで理解してもらうためには今後も何回もこの言葉が使われるといえます。
また別の形になりますが、資本主義がこれから人間支配をどのような形で進めていくのかという題名で書いてみたいと思います。
ここからも普遍的意味での労働の私有化が悪であるということを読み取っていただきたいと思います。
まず今迄の人間支配は力によるところが多かった(歴史を紐解けば分かりますが)それが基本となるものが経済を握った者が人間社会を支配するという普遍的な考えを導入すると。今後の資本主義社会も見えてきます。
それは今までに無いスピード、そして簡単な方法で人間社会を支配することが出来るのです。このまま行けば10年後、20年後には支配が完了してしまうのではないでしょうか。
つまりその支配のやり方とは、
1として銀行業に参入すること。
2として銀行業は隠れ蓑であり、その傘下に消費者金融を持つこと。
3として無担保・無保証という形で最初使いやすい形で言葉巧みに民衆に借金をさせること。
4として返済させるよりも、より多く貸付を行うこと。
以上あげたことを実行すれば人間社会はより簡単に支配が可能です。
現在の社会的状況を見ると、雇用形態自体が派遣社員であり、フリーターであり、アルバイターであり、パート労働者として安定した雇用形態になっていません。つまり経済環境が悪くなれば消費者金融にとってのお客さんは限りなく増えていく状況です。そして経済環境はこれから先よくなるどころか悪くなっていくことのほうが確かです。それにつれて雇用形態も経済状況に合わせて悪くなります。
インターネットを利用して稼ぎまくった会社が企業合併を繰り返し、最終的に銀行業を傘下にして、消費者金融に力を入れていく。それだけ儲かりまた新しい形の人間支配がしやすくなるのです。
最初軽い気持ちで消費者金融に手を出した人達が、返済のたびに新しい高利の金に手を出し、その返済のために若い女性であれば体を売っていく、いや売らなければ生きていけない状況下に置かれるわけです。これを人間支配と私は言うわけです。
では、無担保・無保証で金が借りられるのかということが問題です。無担保・無保証であれば働けないものにも金を貸してくれるのか。絶対そんなわけは無いのです、そこには金を借りる者の労働が担保となるわけです。つまり「他者の労働の私有化」が前提となり労働が担保とされるわけです。
これを読んでくださる方も、職を失うことを恐れていると思います、失った時家族関係が崩壊し全てを失う、そのことが恐怖ではありませんか、そのために上司にへつらい、会社の言うことはなんでも聞いてしまう。それは貴方が資本主義という社会の中で支配されているからです。
もしここに反論をしたいという方がありましたならあなた自身の学問としての理論ではなく現実をあなた自身が違う形で捉えているのだということを書いてください。そこから大いに議論が盛り上がります。