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集団に対する依存意識が強いとその集団から排除されそうになった時にパニックになります。
自殺する人も出てきます。
高見運転手もJRで地位を占める為には90秒の遅れは致命的だったのでしょう。
だから、遅れを取り戻す為に時速126kmのスピードを出したのでしょう。
そのスピードに対する恐怖感よりも遅れた場合の日勤教育の恐怖感が勝っていたのだろうと思います。
最後には彼はヤケになっていたのかも知れません。
もし、脱線して死ぬ事になったとしてもそれでいいというぐらい日勤教育が恐かったという事なのかも知れません。
我々日本人は集団に対する帰属意識が強く、集団に依存して生きていってるのかも知れません。
企業・政党・宗教団体・ありとあらゆるグループが自分が生きていく上での支えなのでしょう。
フリーターやニートはそのような強い帰属意識から逃れる行為なのかも知れません。
しかし、生活をする為には市場経済において何らかの位置を占めなければならず、多くの人はサラリーマンという形で位置を確保します。
一旦サラリーマンになると年々企業に対する依存意識は強くなっていくでしょう。
「ここまで苦労して頑張ってきたのだから、ここで辞めては自分が勿体無い。」という事で定年まで勤め上げようとするでしょう。
外資系の企業で働く知り合いは気が付いたら同僚がどんどんいなくなっていくと言っております。
首になるか自分から辞めていくのです。
外資系の企業の中では社員1人1人が個人経営者のような形で働いているという事だそうです。
その企業に対する日本人的な依存意識は許されないようです。
自立精神が日本人にはもっと必要かも知れませんね。
90秒ぐらい遅れたって安全の方が大事であり、日勤教育で嫌な目に合うぐらいだったら辞めて他に職を探すぐらいの気持ちが必要ですね。
「どうしてもここにしがみついておかなくてはならない。」という強烈な依存意識を持つ人ほどパニックになって大惨事を起こす事になるでしょう。
人間ゆとりが必要です。
依存から開放される為にはどうすべきか?
命令されるのを待つのでは無く、自分で考えて「私はこうします。いいですか?」とやるべきですね。
また、無理な事は無理ですとはっきり拒否する事も必要ですね。
頑張って仕事はするが辞めてもやっていけるという条件は作っていくべきですね。
自分で仕事を作るのがベストですが、それができなくても何でもして生きていくというぐらいの気持ちが必要ですね。
結局は会社におんぶにだっこでは無く、自分の生活は自分で設計し作っていくという事ですね。
しかし、家賃が安い社宅に住んでいたりしたら依存してしまうのは当然ですね。
政治の世界では、アメリカに依存する政治は危ないですね。
中国とも仲良くして各国と対等の関係を作っていくべきです。
依存という事をもうちょっと掘り下げようと思ったのですが、このぐらいしか思い付きません。
阿修羅依存症というのもあるかも知れませんね。
阿修羅を覗き投稿するのが最大の楽しみだという。
まあ、こういう依存はいいのかも知れませんが。