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□若者の生き血を吸うカルト教団のトンデモ勧誘手口 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=25gendainet05016853&cat=30
若者の生き血を吸うカルト教団のトンデモ勧誘手口 (ゲンダイネット)
もうすぐ5月。この時期、“五月病”で弱っているヤング世代を虎視眈々と狙うのがカルト教団だ。最近は監禁や脅迫、色仕掛けを駆使したトンデモ勧誘が横行しているという――。
カルト教団の勧誘にはひとりのターゲットを集中的に勧誘する“一本釣り式”と、イベントなどに来た人をまとめて勧誘する“投網式”がある。カルトに詳しいルポライターの米本和広氏が言う。
「過激なのは一本釣り式。駅前での手相占い勧誘なんてのは使い古された手口で、最近はより悪質化しています。とくに問題視されているのが仏教系のX会のやり方です」
X会は信者が学校や職場の知人を自宅に呼び寄せて勧誘する。事情通が語る。
「カモが入信を断って帰ろうとすると信者たちが押さえつけて監禁し、入信申込書にサインするまで解放しない。優しい態度は豹変し、“ナメてるとぶっ殺すぞ!”と言って暴行するのです」
まるで闇金の取り立てだが、こんなのはまだ単純な手口。もっと巧妙な勧誘法を見てみよう。
出会い系サイトで知り合った女子高生に「面白い人に会わせてあげる」と言われたAさん(26歳・金融)。連れて行かれたマンションの一室で60代の教祖にこう言われた。
「わが教団は一夫多妻制。入信すれば女性信者は全員、あなたの花嫁になります。相性を確かめてみますか?」
Aさんがうなずくと、その場にいた7人の女子高生信者がフェラチオやアナル舐めで“ご奉仕”をしてくれたという。
「女の子は美人ぞろい。毎回2万円のお布施をすれば、このサービスをしてもらえるという。風俗よりずっと割安なので入信しました」(Aさん)
ところが裏があった。男性信者にはマルチ商法で洗剤などの販売が課せられるのだ。
「ノルマを達成できないと女の子が相手をしてくれないのです。結局、私は破門を宣告されました。世の中、うまい話には裏がありますよ」
苦笑いするAさんだ。
Bさん(24歳・商社)はマイカーを運転中、信号無視の車に衝突された。相手の車を運転していたのは20代の女性。双方の車がボコボコになったが、実はこれは作戦だった。保険の処理などが終わったあと、Bさんは、相手の女性から「お詫びしたい」という電話を受けた。
待ち合わせの喫茶店に行ったところ……。
「某有名教団へのお誘いだったんです。女性と先輩信者の2人がかりで勧誘されました。自分から車をぶつけておきながら“仏法を信じないから事故に遭ったのだ”などと言いたい放題。わざとぶつかってきたとしか考えられません」(Bさん)
渋谷駅前では女子大生ばかりを狙った自己啓発セミナーの勧誘が増えている。
料金は約30万円。「お金がない」と断ると、「安くて安全なローンを紹介する」と消費者金融に連れて行かれる。
「借りたカネを団体に振り込むまでずっと監視するんです。返済のために学校をサボってキャバ嬢のバイトをする子もいます」(元会員)
このほかに平和運動NPOを名乗り、「世界を変えるための最終理論を学べる」と勧誘。150万円ものカネを取ったうえに安アパートで共同生活をさせ、関連の清掃会社に送り込んで低賃金で働かせる団体もある。
右も左も鬼畜ばかり――。
【2006年4月22日掲載記事】
[ 2006年4月25日10時0分 ]