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□オカルト番組を作るひとたち [JANJAN]
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オカルト番組を作るひとたち 2006/03/20
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昔から霊能者とかスプーンを曲げたりだとかそんな遊びはあった。手品とかマジックショウとかゲームと同じように、遊びなら、好きなひとはそれで楽しめばよい。しかし、最近のオカルト風のTV番組に、ウスラ寒いものを感じているのは自分だけなのだろうか。
オーラの泉なる番組を見たことがあるだろうか。また、霊能者だと言う人物が、外国で日本の犯罪の犯人探しをするような番組を見たことがあるだろうか。少なくとも、プロのTV番組制作者たちがこんな番組をつくる理由が分からない。
常識的な『いい話』『泪話』に持ち込むことによって、オカルトを免罪するその態度がいやらしい。一種の社会病理か。たとえば、江原啓之なる方がもてはやされているが、この人のホームページを見た事があるだろうか。
http://www.ehara-hiroyuki.com/
http://www.usami.ne.jp/
高額の講演チケットが入手困難だという。つまり、はまっているひとが多いということである。また、この方が出版した本の種類の多さはどうであろうか。結構売れているというから驚き、である。
もっとも、江原氏が金儲けのために、spiritualなビジネスモデルを色々ヒネルのは自由だし、それにはまるのも自由だが、TVが一緒になって煽らなくてもいいのでは?
むしろ、こうしたオカルトまがいの番組で、そんな風潮をつくり続けるのは何かほかの意図があるのだろうか、とかんぐってしまう。
小泉改革を支える精神(まさにspiritual!)と、オカルトにはまる精神(まさにspiritual!)は同じものではないか。世界の貧困がこれほどひどい状況にあるとき、このような番組で“理性撲滅運動”に邁進するTVに一言いう人がまたほとんどいないというのも、変な嫌な気がするのである。
マスコミでは、オカルト批判はタブーなのか。
(中山貞)