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「FORUM21」2006年2月15日号の20頁から貼り付けます。
(貼り付け開始)
特報 創価学会員らによる集団暴行事件発生か
尾崎 洋 フリーライター
昨年末、東京・浅草の路上で日蓮正宗信徒(法華講理境坊妙観講支部所属)の男性が集団暴行され、全治3週間の外傷を被る事件が発生した。被害男性は犯人を傷害罪で刑事告発、「被告訴人らは、創価学会の関係者である」と記した告訴状を警視庁に提出した。所轄の浅草署ではこれを受理し、現在、鋭意捜査が行われている。
「告訴状」や関係者の話を総合すると事件の概要は以下のようなものだった。
昨年12月19日夜のこと。午後9時45分ごろ、被害者の会社員・Aさん(38)が浅草の自宅マンションに帰宅したところ、玄関先で3人の男が待ち伏せをしていた。男たちは「B(別の日蓮正宗信徒)はどこにいるんだ」「(創価)学会員の家を訪問するな」「なめんなよ」などと、怒鳴り声をあげAさんに詰め寄ったという。
Aさんは彼らとは初対面だったが、男たちが「学会員の家を訪問するな」、などと声を荒げていたことから、待ち伏せされた理由は宗教上の問題と判断。マンション前の路上で話し合いを続けた。しかし3人は大声をあげながら暴言を吐き続けたため、このままでは近所迷惑になると考えたAさんは、近くのファミリーレストランヘと彼らを誘導しようとした。
ところが彼らは突然、Aさんをファミリーレストランとは別方向の道路に引っぱり込んだ。身の危険を感じたAさんは、つかまれていた腕を振りほどき人通りの多い商店街へと逃げたが、相手も追いかけて来てたちまちAさんは取り囲まれてしまった。
その間に男たちの数は10人以上に増え、口々に「埋め立て地まで運ぼう」「車に入れろ」などと叫び、Aさんの手足を担ぎ商店街脇の路地までに運んだ。そこでAさんは地面に叩きつけられ、集団で殴る蹴るの暴行を受けた。暴行は約30分間続けられた。
Aさんは暴行に耐麦ながら、必死で近くの飲食店に逃げ込んだ。そこへも男たちは押しかけて来てAさんを引きずり出したが、人が大勢集まって来たため、彼らはその場から立ち去った。
その後、目撃者の通報で駆けつけた警察官に対してAさんは事情聴取に応じ、翌朝になって整形外科と脳外科で診察を受けた。診断の結果は、頭部外傷、腰稚捻挫、胸部挫傷、右手関節捻挫など、全治3週間の重傷だった。
以上が事件のあらましだが、なぜ集団暴行事件が発生したのか。また犯人はAさんが推定するように創価学会関係者なのだろうか。その点を考える上でのポイントはいくつかあるようだ。
まずは冒頭でも触れたように、Aさんは日蓮正宗信徒である。日頃から創価学会員に対して日蓮正宗への帰伏を勧める折伏活動を積極的に行っていたことから、創価学会関係者と見られる者たちからの嫌がらせを恒常的に受けていたという。
「彼らとは警察沙汰になったこともありますし、事件前の12月には、2,3人の男たちが入れ替わり立ち替わり、ほぼ毎日私の家に押し掛けて来ました。彼らは『学会員の家に行くな』とか、日蓮正宗の教義について誹謗していました」(Aさん)
また暴行犯が探していたBさんも日蓮正宗信徒で、Aさん同様、学会員に対する折伏をしていた。そのBさんの勤務先へは、事件の5日前にAさんを中傷する電話がかかってきていたという。
さらに事件前日の12月18日の午前1時30分頃に、5,6人の男たちがBさん宅に押し掛けている事実もある。夜中の1時半に集団で他人の家に押し掛けること自体、非常識極まりない話。Bさんが110番通報したところ、男たちは駆けつけた警察官に「人を訪ねてはいけないのか」「もう少し早い時刻ならいいのだな」などと、開き直っていたという。
一連の事実は、事件の背景に日蓮正宗の信徒であるAさんと、創価学会との間に折伏活動をめぐるトラブルがあったことを示唆している。周知のように創価学会は、日蓮正宗を「撲滅」するとして激しい攻撃を加えている。特に青年部に対しては、創価学会と敵対する極悪の輩を徹底して攻め抜けとの指示が出されている。その意味では、学会員に対する折伏活動を続けていたAさんらが、創価学会青年部の攻撃の対象になる可能性は十二分にあった。
今回、暴行被害にあったAさんやBさんの話によると、Bさん宅で警察に事情聴取を受けた男たちとAさんを襲った暴行犯には共通する人物も含まれているという。Aさんらは暴行犯が創価学会員と特定された場合、飢価学会に対して「使用者責任」の民事訴訟も検討しているという。いずれにせよ適正で迅速な捜査がなされることが期待される。
(貼り付け終了)