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「週刊新潮」06年2月23日号の59頁から貼り付けます。
(貼り付け開始)
12 謎の墜落死「東村山市議」宅に今度は「暴漢乱入」
創価学会問題を追及する東京・東村山市議の朝木明代さんが、不審な転落死を遂げて10年余。その遺志を継いで市議になった娘の朝木直子さんは、これまでにも、嫌がらせ電話やファックスを何度となく受けてきた。だが、その日、自宅に入り込んできた暴漢は、それまでとは様相が違っていた。
同僚の議員らとタブーなき言論を目指したFM放送局を立ち上げるなど、多忙な日々を送っている朝木さんだが、そんな彼女の身に災難が降りかかったのは2月5日のことだった。
「午前6時20分ごろでした。私は自宅の2階で寝ていたのですが、外で何か男性のわめき散らす声が聞こえてきたのです。私の家は入り組んだ路地の奥に建つ一軒家。繋華街から離れているし、何で朝早くからこんな路地に酔っ払いがいるのだろうと思ったのです」
そうこうするうちに男は門を開けて敷地の中に侵入してきたという。
「ジャリ、ジャリと敷石の上を歩く音が近づいてきてとても怖くなりました。すると男は1階にあるサンルームの前までくると窓ガラスをドンドンと叩きはじめたのです」
普通のガラスなら壊れてしまうほど、男はものすごい勢いで叩いたが、幸いにも窓は強化ガラスで出来ていた。朝木さんの父親が10年以上前に用心のためにと、特別に注文したもので、バットを叩きつけても割れないシロモノだ。
「男はガラスがびくともしないのでイラついて、何度も何度もドンドンと蹴りつけたのです。それこそ、家が揺れるくらい強く蹴りながら“てめえ出て来い”“出て来い! この野郎”と何度も叫んだのです」
とぼける男
もちろん、男に見覚えはないない。朝木さんの胸中にそれまで受けてきた数々の嫌がらせがよぎったのも無理からぬことだった。あたりに響く大声は20分も続いただろうか、しばらくすると朝木さんの通報を受けたパトカーが駆けつけてきた。
「酔っ払っているように見えた男は、警官の姿を見ると、急に大人しくなりました。警官たちに連れられて外に出た男に“ちょっとあんた誰よ!? と聞くと、男は“誰よじゃねえよ、この野郎!”と怒鳴る。私は警官に“こんな人知りません。面識もありません”と言うと、男はとぼけたように、“親戚の家に似ているので間違えた”と言い出すのです」
ところが、男は、東村山警察署に連れてゆかれると、今度は「ここはどこですか?」、「酔っ払っており何も覚えておりません」と話をくるくる変えるのである。
「男の話によると明け方3時まで東村山駅の近くで飲んでいて、その後のことは何も覚えていないというんです。警察によれば男は常習の酔っ払いで、あちこちで酒を飲んでは迷惑をかけ、警察の厄介になっているというんです」
結局、この男は家宅侵入や脅迫行為の現行犯にもかかわらず、なぜか釈放されてしまう。朝木さんには、警察署が捜査を嫌がっているようにしか思えなかったという。
「私は納得できず、すぐに被害届を出しました。その際、男が警察に残した住所と名前を知ることができたので、確かめたのですが、その住所には別の人が住んでいました」
単なる酔っ払いがウソをついたのか、それとも――朝木さんでなくとも、空恐ろしくなる話ではある。
(貼り付け終了)