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「リバイバル新聞」から貼り付けます。
http://www.revival.co.jp/index2.html
(貼り付け開始)
2006年2月5日号
「創価学会」「幸福の科学」 元大幹部、神学生と語る
脱会者1000人伝道をめざす小澤利夫氏
東京基督教大学の櫻井圀郎教授の神学ゼミ生を中心とした勉強会が1月9日、茨城県守谷市の料亭で行われた。講師はかつて創価学会本部理事、幸福の科学理事長を務めた小澤利夫氏。現在はクリスチャンとして脱会した人々への伝道を行っている小澤氏は、これまでの各宗教団体での体験と、救いの証、クリスチャンとしての情熱を語った。
第二次大戦時、レイテ戦線に神風特攻隊として臨みながらも生還した小澤氏。「神風は吹かなかった。じゃあいったい神って何なんだ?」。宗教団体に入れば神が分かるだろうと思い、以後11の宗教団体を転々と渡り歩いた。特に創価学会には20年以上関わり、本部理事や公明党市議会議員を務めた。また、続く幸福の科学には理事長として組織設立時から10年以上関わった。勧誘や組織形成に全力を尽くすが、しかしそれでも「まことの神」を見出すことができなかった。
小澤氏はこれまでの人生を振り返って、「間違ったものを知ってきたからこそ、本物(キリスト)を分かるようになった」と語る。現在は創価学会と幸福の科学から脱会した人を10年間で1000人救う目標を立て、日本各地で伝道している。昨年は沖縄で9人の元幸福の科学信者が洗礼を受けた。
「幸福の科学は宗教団体としてはとてもレベルが高い。教祖夫妻は東大卒。集まる人たちも高学歴な人が多い。彼らを救いに導ければ、ものすごいことになる」
一方、小澤氏は日本のクリスチャンたちへの叱責も緩めない。
「そもそも日本に仏教が根付いたのも、親鸞や法然が命を掛けて民衆の中に飛び込んでいったから。今のキリスト教界にその姿がありますか?」「はっきり言って、創価学会や幸福の科学のほうが真面目! 彼ら涙を流しながら必死に勧誘してますよ!」。小澤氏が創価学会にいた頃、1カ月に1000人くらいは簡単に勧誘していたという。
また、政治に無関心なクリスチャンたちを厳しく咎め、「創価学会は最初から『政権をとれ!』ですよ。だから強いんです。クリスチャンは政治にもっと真剣たれ!」と激を飛ばした。
小澤氏がキリストと出会うきっかけとなったのは、娘の和 真衣香さん(現在はゴスペルシンガーKIKIのマネージャー)。仕事でニューヨークを訪れていた和さんは、現地の教会でキリストと出会い、救いを受けていた。「私は父に内緒で教会に通っていました」と勉強会に同席した和さんは笑う。
あるとき近所で鈴木啓之師(シロアムキリスト教会)による伝道集会があることを知った和さんは強引に小澤氏を誘った。鈴木氏の十字架のメッセージに感動した小澤氏は大きく心を揺り動かされる。それから3ヵ月後、小澤氏の妻の佐喜子さんが脳梗塞で倒れた。急遽手術を受けることになった朝、話を聞いた鈴木牧師は、300人相手の伝道集会の予定をキャンセルし病院に駆けつけた。結果、鈴木牧師のその愛の態度を通して小澤氏はキリストと出会い、救いを受けた。75歳のときだった。
小澤氏が多くの宗教を見てきて感じるのは、人間はみな「幸せ」を求めて頑張っているということ。「そしてその答えは聖書以外に絶対にない。天におられる父・御子・聖霊の三位一体の神こそまことの神だ。私はそれに命を掛けている。それだけは絶対譲れないよ!」
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(貼り付け終了)