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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060110-00000168-kyodo-sociより引用
観察必要なしとオウム側 公安審、再更新で意見聴取
公安審査委員会(委員長・田中康久元仙台高裁長官)は10日、団体規制法に基づくオウム真理教(アーレフに改称)の観察処分再更新を公安調査庁が請求したのを受け、東京・霞が関の法務省で上祐史浩代表ら教団側から非公開で約30分間、意見を聴取した。
教団側からは上祐代表のほか、代理人の弁護士ら数人が出席した。関係者によると、上祐代表は教団内部の改革の進展状況を説明し、観察処分継続の必要性がないと主張。代理人は、公安庁が再更新の請求に伴い、教団の収益事業の概要などを、新たに教団から同庁への報告事項に盛り込んだことについて不当だと指摘したという。
団体規制法は、対象団体の意見陳述は書面で行うと規定しているが、公安審は慎重に審議するため、職権で直接意見を聴く機会を設定した。現在の観察処分は今月末で期限切れとなるため、公安審は近く再更新の可否を判断するとみられる。
(共同通信) - 1月10日17時49分更新