★阿修羅♪ > カルト2 > 464.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
天皇制の実質的な地位は、明治政府の意図した絶対的権力に基づく国家思想そのものであり、社会整備や、教育現場における最高権力であった。しかしながら、その時代背景には、権力者が独占的に政治と資本を支配し、その結果、国民の無権利や、不平等格差が非難され、政治家への暴行、及び暗殺事件が多発していたことからも示されるように、天皇制絶対主義という位置づけがなされたのである。
さらに、日本が軍事国家として巨大化していくうちに、天皇制絶対主義はこれとは違うもうひとつの様相を有してきた。それが世界でも有名な、植民地支配の象徴である。日本国民はそれまでの不平等格差を政治家や天皇に向けるのではなく、侵略することによって解消し、それこそ子供だけでなく大人までもが、天皇制の意義を見出すようになったのである。
世紀の大混乱の中で支持された天皇制絶対主義とその思想文学は、現代においても侵略的意義(琉球民族とアイヌ民族の国家的侵略)の組み込まれた大和民族のアイデンティティーそのものであり、多民族統制という民主主義プロパガンダを脈々と流しつづけているのである。
関連項目
アイデンティティーの破綻した民族 米国、日本、イスラエルhttp://asyura2.com/0505/cult2/msg/450.html