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AV界進出の背後にある学会の狙いとは――――――?
AV業界――――――ある程度の市民権を得た業界とは言え、その業界に携わる人間に対する世間一般の見方には未だ「色眼鏡」的色彩が濃いのは否めないだろう。
しかし、そのAV業界に創価学会は積極的に進出しているという。果たして、その背後にはいかなる思惑が存在するのか?
「学会にはAVを表現活動として認める環境があるんです」
週刊新潮7月21日号に、こんな文章が書かれた記事が掲載されている。
「学会には、AVを表現活動として認める環境があるんです。実際、AV監督や女優が自分のビデオを学会の集会に持ち込み、みんなで鑑賞したりする。年配の女性がそれを観て、感動して泣いたりすることもあるんです」
記事のタイトルは「葬儀が学会式で分かった『AV女優』後日談」。タイトルの「AV女優」とは6月26日に急死した林由美香のことだ。
AV女優の葬儀では業界関係者が参列することは少ない。親に隠して仕事をしていることが多いので、葬儀の通知が届かないのだ。
しかし林由美香の葬儀は異例だった。彼女は母親も公認するAV女優だったこともあり、葬儀は一般のファンにまで開放されたのだ。
ところが参列した人間は、受付の一部に大きく「学会関係者受付」と書いた紙が貼られていたことから、葬儀が創価学会式で、由美香が学会員だったことを知り、愕然とした。そしてそのオ―プンな葬儀は、創価学会が由美香の「AV女優」という仕事を容認していることを証明していた。
おそらくアダルト産業の天敵・石原慎太郎が信仰する霊友会であれば、あのように公にAV女優の葬儀をすることはなかったろう。教義として清廉潔白な生活のすすめを標榜する新興宗教のほとんどは、「AV」という業界を罪悪視している例が多いからだ。
だが創価学会は、教団として由美香の仕事を理解し、葬儀を学会式で行うことを認めた。AVに理解のある宗教であることを由美香の死をきっかけに示したのだ。
ではなぜ創価学会はそこまでAVに理解があるのだろう。新興宗教問題に詳しいジャ―ナリストのO氏はこう解説する。
「創価学会の初代会長・牧口常三郎が説いたのは、『人生の目的は幸福の追求にあり、幸福の追求とは価値の創造である』という教えです。その『価値』とは美・利・善の三段階。つまり創価学会は生活の中で『利』すなわち利益をあげることを功徳と考えているんです。だからこそ企業経営者や芸能人など、銭ゲバとなってお金を稼ぐ人々も、学会の教義についていけるわけです。歌手の山本リンダやお笑いの久本雅美などは学会員として有名ですが、彼女たちの芸風は、どちらかといえばきわどい、エッチさや下品な要素があります。学会側はそれでも問題はないのです。学会本部は『財務』と呼ばれる寄付金の多い企業・人間はどのようなジャンルであれ、基本的に否定はしません。『利益の追求』が教義になっている宗教ですから。もちろんAVでも、犯罪でないかぎり問題はないんじゃないですか」
単体アイドル女優A・Sや男優N・M――――――
AV業界に多数存在する学会員
そのような体質だから、AV界には創価学会の会員が多く、またビデオメ―カ―がまるごと学会員ということもある。
単体女優でいえばアイドル系のA・Sが有名だ。企画女優はそれこそ数えきれないほどいる。男優も数が多く、ピンク映画出身のN・M、K・Kなど。
メ―カ―ではSM専門の「ア―トビデオ」(株式会社アブァ)という会社が、社長から社員まですべて学会員として有名だ。「ア―トビデオ」は80年代前半からAV製作を続けている老舗で、社長でもある峰一也(監督)がハメ撮りSM、専務である夢流ZOU(むるぞう=監督)がSMドラマを撮り、作品の評価も高い。毎月5本程度の新作をリリ―スして固定ファンがついているようだ。高画質のプロ用ビデオカメラや編集機材を所有するこのメ―カ―は、地区内の学会イベントの撮影やビデオソフト化を請負うこともあるという。AV製作と同時にそのような学会関係の映像製作を請負うことで潤い、多額の「財務」を収めることで学会内の地位も高まってゆく。さらに「ア―トビデオ」は有能な監督を輩出することでも知られている。あるAV評論家に取材すると以下のように語った。
「ア―トビデオ出身でもっとも出世したのはゴ―ルドマンという監督ですね。ハメ撮りや淫語もので人気のある監督です。彼は学会の熱心な信者としても有名で、住んでいる地区の青年部の会合にも積極的に参加して、信望が厚いようです。撮ってる作品は浣腸とか鬼畜系の内容のものもありますけど(笑)仕事でつきあってる分には、いい人です。選挙が近ずくと公明党をよろしくと電話をかけてくるぐらいで、普段は宗教の話もしません。むしろ最近勃起しなくて困るとかいう話が多い(笑)。今は学会員だからといって、友人から距離をおかれることはあまりないと思います。林由美香の葬儀の例のように、創価学会はAV文化を一般社会に浸透させるのに貢献しているような気がします」
「ア―トビデオ」の作品はモザイクが他のメ―カ―よりも薄いのではないか、ともいわれている。「ア―トビデオ」は最近、修正の基準が緩和された日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)の審査を受けているが、SM系の作品は男女が直接体を重ねるシ―ンが少なく、モザイクもセルビデオ並みに薄いことがある。このモザイクの薄さが、連立与党となった公明党の政治的影響力が関係しているのならば、視聴者は意外なところで恩恵を受けていることになるが・・・・・・・・・・。
いずれにせよ、創価学会の勢力は近年あらゆる業種に手を伸ばしつつあり、気付かぬうちに社会を侵食しているのだ。我々は常にその動向にチェックを入れてゆくべきだろう。
実話GON!ナックルズ12月5日増刊 不思議ナックルズVOL4
文 川原野 正義