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(回答先: パラグアイの水資源と土地を買い占めた文鮮明を護衛する米軍派遣、勿論麻薬がらみ 投稿者 サラ 日時 2005 年 9 月 11 日 03:42:03)
これも面白いですよ。英語の長文ですが。(荒筋をご紹介します。)
貴重情報感謝。統一教会の南米のコカイン取引に関する資料として、日付は去年のものですが、非常によくまとめられた資料があります。(パラグアイの土地については具体的にかかれてはありませんが、その背景はよく解ります。)
http://www.consortiumnews.com/2004/090704.html
Mysterious Republican Money
By Robert Parry September 7, 2004
かなりの長文ですのでUrlだけを示します。
そして以下に、この文章のおおよその内容をご紹介だけしておきましょう。ここには、文鮮明がいかに巨額の資金で米国共和党とブッシュ父子を操ってその保護下に置かれているか、どのように中南米の麻薬取引事業に食い込んでいったのか、ワシントン・タイムズを使っていかにして追究から逃れてきたのか、が分かりやすく書かれています。
面白いのは、第2次大戦後のバチカン・ラットラインで米大陸にもぐりこんだナチ残党が麻薬栽培と取引のベースを作り、冷戦構造の中で南米の軍事独裁政権と結びつきながら主にフランス系の極右組織が利権を握り、そして1980年前後からそれが統一教会に譲り渡されていく経過が、よく分かることです。
文鮮明が南米に初めて足を踏み入れたのが1965年とされています。もちろんこの時期には彼は日本の児玉、笹川などとともに世界勝共連合の中心人物でしたので、中南米の軍事独裁者や、当然元ナチのクラウス・バルビーやネオナチ・グループ、そして何よりも米国上層の極右グループとの密接なコネクションを作っていました。(この文章では残念なことにCIAの役割があまり書かれていませんが。また統一教会とフランス極右組織とのつながりの起源も予想されます。)
文とボリビアのコカイン栽培との関係は主に80年代のレーガン・ブッシュ(父)時代に大きく出来ていきます。それが米国共和党の重要な資金源として育ち、統一教会の関与は「アンタッチャブル」とされます。80年代の後半に民主党のジョン・ケリーが盛んに文と共和党のブラック・マネーについて暴こうと努力するのですが、文と共和党がワシントン・タイムズとレーガン・ブッシュからの圧力を使ってケリーの作業に対する猛烈な妨害を開始します。
しかしケリーは、コスタリカとホンジェラスにある数多くのコントラ・グループが米国のコカイン密輸・販売網と密接につながっていることを発見します。もちろんイラン・コントラ事件も絡んでいるわけですが、ブッシュ(父)が全力で統一教会を隠します。
そして1998年には文の元義理の娘であったNansook Hongはその著作In the Shadow of the Moonsで統一教会がいかに様々な政治的陰謀と密輸と資金洗浄に関わってきたのか、を暴露します。さらにはそこに日本人の信者が果した多大な役割も書かれています。
といったようなことで、興味と時間のある人は読んでみてください。パラグアイにある統一教会の土地は、おそらく今後の米国上流極右グループがテロを使って中南米と世界を揺さぶるだけではなく、石油と共に今後の最も重要な資源の一つとなる大量の真水を押さえ、天然ガスとボリビアのコカインを手中にする、この連中の「天国」となるでしょうから。
ついでに言うと、今年12月に行われるボリビアの大統領選挙で有力候補とされるコカ栽培業者の親分エボ・モラレスですが、日本の新聞などでは「左翼」と紹介されていますが、ブッシュと文鮮明の傀儡であることは明らかでしょう。絶対に反ブッシュではありません。まあ中南米の「左翼」にはこの手合いが結構いるのですが。