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8月16-19日の日程でドイツのケルンで開催される「世界若者の日」を前に、
バチカンラジオの特別インタビューに応じたラツィンガー教皇の声明です。
なんと図々しい・・。
コリエレ紙の記事から、発言部分だけを抜き出して訳します。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2005/08_Agosto/14/papa.shtml
欧州よ、キリスト教の根を放棄してはならない
「世界中の大陸から人々が集う’世界若者の日’が、彼らを迎える古い大陸に
新しい息吹をもたらす素晴しい機会であるように。 何よりこの機会が、
ヨーロッパの歴史の病んでいる面・疲弊した面・欠けてる面ばかりに目を
向けがちな私たちへの助けになるように。 我々が自己悲哀と自虐感に
囚われた時代にいることを思い出して欲しい。 すべての歴史がそうである
ように、我々の歴史にもまた病んだ面がある。それにもかかわらず、我々が
かくも偉大な技術を発達させてきた事実があらわすものは、より感動的であろう。
ヨーロッパが生んだ偉大なものたちに目を向けるべきである。 こんにち
すべての世界が、何らかの形でヨーロッパが発達させた文明を享受しながら
生きている。キリスト教の根がこれほど深くはっていなければ、文明の恩恵を
受けるなどとても不可能だったであろう。 我々がこんにちの世界に与えることが
できる唯一のもの、この文明の根を放棄して他に求めようとするなら、世界の
崩壊を導くであろう。 キリスト教の価値観の偉大さを再び見出すべきである。」