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これは、2005.11.11付『小泉Zombieは本当にクリーンか?』で一旦公開した内容です。しかし、その後、コメントの遣り取りなどで記述内容と視点が広がりましたので、新たに新しい記事としてまとめました。
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「小泉Zombieは本当にクリーンか?」(2005.11.11付、はてな版「toxandoriaの日記」)
これは、老人介護施設関連の“入所料金が異常に高くなった!”とボヤいておられた某ブロガー氏へコメントで送った内容です。
これは、あまり一般的な話題ではないと思います。しかし、「小泉劇場政治の核心」を象徴するような問題に発展するタネが潜んでいるかも知れませんので、参考まで記事としてUPしておきます。
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(ブログ「あんとに庵◆防備録」、http://d.hatena.ne.jp/antonian/へのtoxandoriaのコメント)
toxandoria
『antonianさん、こんばんわ、toxandoria(鷹眼乃見物の異称)です。
toxandoriaも介護保険施設関連の利用料金の値上げには仰天です。実は、こちらの老母も施設のお世話になる必要に迫られ、ここ暫く、関連先への申し込みなどで走り回っていました。
おっしゃるとおり、関連施設への入所費用は、この10月から値上げになりました。というより、一種の規制緩和というか、自由化というか、厚生労働省の責任逃れというか・・・利用者本人の収入(年金額)に応じた負担額上限を改訂した上で、個々の施設の経営上の理由や地域の事情などに応じて、部屋代を(一般の賃貸住宅並みに)別途に徴収してもよろしい、ということになったようです。
調べた限りでは、従来どおり良心的に(?)一定の介護保険関連の上限負担額の範囲で入所を認める施設もありますが、経営上の理由から別途に部屋代を月額で10万円以上も取るところもあります。結局、同じ介護サービスを受けるのに月額で約6万〜20万位の幅(格差)が生じてしまったようです。
介護保険施設(リハビリ&医療中心の施設)では20万円以上の超高額なところもあるようです。これが小泉構造改革の一環としての医療・福祉分野の自由化の第一歩なんでしょうね。この先に来るのが、健康保険による診療費についての免責設定、混合診療制度による治療サービス内容の格差設定などが続くのでしょうか? たまたま、この自分の体験を踏まえた記事(下記URL★)を書いておりましたので、ご覧ください。
★『[暴政]「国家理念」及び「温かさと緻密さの眼差し」が欠落する小泉劇場政治』http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050923
ところで、今話題の本、藤原 肇著『小泉純一郎と日本の病理/Koizumi’s Zombie Politics』(講談社ペーパーバックス、¥1,000.-/発売、2005.10.30)を読んでいる途中なのですが、又、これで色々とビックリ&驚きの連続です。カイカクの旗手、何処から叩いてもホコリが出ないクリーンな政治家、小泉氏のイメージが、この本を読み進めるに連れて薄汚く、色濃く、そして色黒々とドラスチックに塗り替わって行きます。その意味で、これは心臓に悪い本です。
例えば、小泉氏が厚生大臣の時に起こった「厚生省スキャンダル」(官僚の岡光某が収賄で逮捕された例の事件、http://members.at.infoseek.co.jp/saitatochi/45.html)がありますが、この事件に絡んだ「社団法人・日本病院寝具協会」なる組織の会長が小泉氏であり(この事件の時、小泉氏は上手く逃げ失せたようです)、著者の藤原氏によると“老人紙オムツ”関連の不明朗な問題(この協会関連の利権が、老人介護関連施設へ殆んど一手で納入する「老人紙オムツの特別な保険点数取り扱い」に関係する)が存在するそうです。
<注>著者の藤原氏によると、この「社団法人・日本病院寝具協会」
(http://www.nbsk.net/)の利権は介護保険法によって生き残り、“消費物には点数をつけない”という「保険制度の前提」が覆された上で「老人紙オムツ」には“例外として”点数がつけられているそうです。
今や、「老人紙オムツ」はtoxandoriaの老母が生き抜くための必需品となっているので、これはtoxandoriaにとってはブラックユーモアどころの話ではありませんが、もしこれが事実なら、小泉氏のまことにアキレタ、薄汚く、ひどくさもしい「“汚”職事件」の可能性があります。こんな「老人紙オムツ」まで錬金術の道具にするなよ!と叫びたくなるではありませんか。
ところで、来週、小泉氏はMr.ブッシュと相合傘で京都の「金隠し(キンカクシ)」、いや「金閣寺(キンカクジ)」見物でした。ヤレヤレです。
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antonian
『ブログのコメント有難うございました。
やはり高齢者という弱者の介護にも色々とお金のかかる状態がやってきて、特に都市部のお年寄りなどどうするのかとひじょうに心配になります。低所得の人が今増えているときに更に不安な要素が一つ一つ加わってきている。この国はどうなるのかと思ったりいたします。』
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toxandoria
『antonian さま、こちらこそコメントありがとうございます。
お互いに身内の「人間としての最低限度の尊厳(dignity)」を必死で守らなければならないような部分(老人紙オムツまで)をクローズアップすることになり、自分はともかくとして、antonianさまへは大変ご無礼になったのではと思っております。この点を心よりお詫びします。
しかし、それにしても、藤原 肇著『小泉純一郎と日本の病理/Koizumi’sZombie Politics』(講談社ペーパーバックス、¥1,000.-)に書いてある小泉Zombie関連の内容が“全て事実”だとするなら・・・Zombieどころか小泉氏周辺が、親子三代のみならず家族と私設秘書等の近しい仲間ぐるみで日本国に取り憑いた“モンスターパラスティック・スウオーム”(Monster Parastic Swarm/代々にわたり国民の血税を吸い続け過ぎたため遺伝的に肥大化した寄生虫ファミリーの一群)のように見えてきてゾッとしました。これは、Zombieよりキモイです。
考えてみれば、米国民と世界中の人々を騙して(http://www.asahi.com/international/update/1029/001.html)まで「イラク戦争」に突入し、却って世界中を不安定にしてしまった上に10数万人の尊い人命を踏みにじる大罪を犯したブッシュ大統領も、アメリカの政治の中枢に代々寄生して国民の血税を吸い続けてきた特異な“モンスターパラスティック・スウオーム”(Monster Parastic Swarm)でした。
ということは、来週、京都で行われる「小泉&ブッシュ日米首脳会談」の実体は「日米モンスター・パラサイト会談」ということになります。
これは、まるで映画の中から、突如バ、バ、バーンと飛び出してきたニ匹の寄生虫に似た「巨大エイリアン」が、薄気味悪い涎(ヨダレ)の糸を引きながらキンキラの金隠し(キンカクシ)、いや金閣寺と迎賓館を舞台に因縁の京都怪談(会談?)をやるようなもので、これ又、酷くキモイ・イメージです。
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●ここでブッシュ&小泉ご両人は何を相談するのでしょうか? 恐らく、双方の身内と配下のための「金隠し(カネカクシ)」をより安定的、かつ効率的に拡大するため「日本の構造改革と規制緩和」を一層加速させることを誓い合うことになるでしょう。そして、本格的な「日米軍事協力体制の確立」(http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200511022300123)のため固めの酒杯を酌み交わすことになるでしょう。
(参考URL)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/
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