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□日本語の奥深さを知る「マニアック事典」 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1467085/detail
日本語の奥深さを知る「マニアック事典」
「声に出して読みたい日本語」に始まった“日本語ブーム”は今がピークだ。この秋からは日本語をテーマにしたテレビ番組が多数スタート。用語解説や用例がユニークな「新明解国語辞典」をはじめ“辞典”にも注目が集まっている。そこで、特定分野に徹底してこだわったマニアック辞典を一挙紹介! 読んで楽しく、実用にも役立つかも!?
●マニア向け!?
【官能小説用語表現辞典(マガジンハウス/2300円)】
官能小説ならではの表現を2293語取り上げた異色の辞典だ。「チューリップの蕾」「うるみの壺」「羞じらいの谷間」「羞恥の首府」「魔唇」……これらはすべて女性器の描写。男性器、エクスタシーの声、擬音語・擬態語など、すべての語に官能小説から抜粋した用例つきで、読むだけでコーフンしそう。
【同人用語辞典(秀和システム/1800円)】
萌え系のイラストが描かれたカバーのイメージとは違い、内容はいたってマジメ。「ネコミミ少女」「触手」「汁系」「アリコン」といった同人誌で好んで描かれるジャンルの説明から、「オフセット」「ノンブル」など印刷用語、「PC―VAN」「プロクシ」などネット通信用語まで網羅。カバーを外せばシンプルな黒い表紙で、周囲に気づかれずに読める配慮もウレシイ!?
【笑説 大名古屋語辞典(角川文庫/514円)】
独自の文化を持つ名古屋の、言葉のみならず食べ物や習慣、行事にいたるまで多岐にわたる指南書。4コマ漫画やギャグをふんだんに盛り込み、笑いながら名古屋の知識を深めることができる。名古屋に転勤が決まったり、現地出身の彼女ができた人は必携だ。
●話し上手になる!?
【困ったときのベタ辞典(大和書房/1400円)】
店に入ったら「とりあえずビール」、合コンで「俺って何歳に見える?」――。誰もが使ったり聞いたことのある定番の一言をシチュエーション別に収録。「私の一存ではちょっと」「すみません、前の会議が長引きまして」など、サラリーマンが明日から使えるベタ語が満載だ。うまく使いこなせばコミュニケーションに役立ちそう。
【罵詈雑言辞典(東京堂出版/2500円)】
1200項目の罵語や悪態語を解説した辞典。タイトルからしておどろおどろしい。文例は江戸〜昭和の文学作品から引用していて格調高いが、「すべた」「人三化七(ニンサンバケシチ)」「雲助」「旦(だん)つく」など死語も多く、実用というよりは日本の罵語の豊富さに触れる読み物だ。
【賞賛語・罵倒語辞典(小学館/1400円)】
こちらは実用的な“けなし言葉”の辞典。「妻をけなす」「サラリーマンをほめる」など、対象別に収録され使いやすい。サラリーマン業をほめる時は「気楽」「安泰」、けなす時は「月給泥棒」「社畜」を使うなど、まさに“ものは言いよう”と実感。ほめているようで実はけなす高度なテクニックを身につけられる。家庭内、社内のケンカに強くなれそうだ。
●仕事に役立つ!?
【業界裏用語辞典(コアマガジン/1429円)】
飲食、医療、警察、スチュワーデス、風俗、宗教など、さまざまな分野の隠語を集めた辞典。取引相手の業界用語に精通して商談を有利に進めたり、事情通を気取ったりといろいろ使い道がありそう。飲み屋で「ステる」=患者が死ぬ、「ゼク」=解剖、などの医療用語を駆使して医者のフリをしたらモテるかも!?
【難読姓氏辞典(東京堂出版/2000円)】
日本人の姓氏の数は世界一多いそうだ。その中から読み方が難しい名字を編纂(へんさん)したもの。九寸五分(かずはた)、及位(のぞき)、己己己己(いえしき)、栗花落(つゆり)なんて難読名字の人に会っても大丈夫!
【2005年10月29日掲載】
2005年11月01日10時00分
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