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相次ぐストレスでブッシュ大統領の“アル中”が復活!? ローラ夫人(左)に三くだり半を突きつけられる危機も(AP)
米国のブッシュ大統領(59)が飲酒を再開したとの観測が、米国内で高まっている。若いころ、アルコールにおぼれて逮捕された前歴があるが、40歳で宗教に目覚め断酒。だが、相次ぐハリケーンや前副大統領主席補佐官が起訴されたCIA漏えい事件などの影響で、就任以来最低の支持率を更新。こうしたプレッシャーに負け、20年ぶりにバーボンに手を出したという。国民に人気の高いローラ夫人(53)との離婚危機を伝えるメディアもあり、“政権最大のピンチ”が訪れた!?
大統領の飲酒再開を報じたのは、米ナショナル・エンクワイラー紙。同紙によると、ブッシュ大統領はハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズを襲った際、ローラ夫人に飲酒しているところを見とがめられたというのだ。
複数のブッシュ家関係者の証言によると、大統領はテキサス州クロフォードの自宅牧場で、ストレートウイスキーを「テキサス・サイズ(超特大)」で1ショットあおり、ローラ夫人に「ジョージ、やめて」と叱責されたらしい。
先月3日付のグローブ誌によると、夫婦は飲酒が原因で、離婚危機にあるという。ローラ夫人は以前、夫に対し「お酒をやめなければ離婚する」と宣言していた。
また、別のワシントン関係者によると、「大統領はここ数週間、隠れて飲酒している」。この関係者は「イラク戦争で多くのアメリカ人の命が奪われていることが、大統領にはとてもこたえている」と証言している。
ブッシュ大統領の支持率は、イラク情勢の混迷や原油高で急落。さらに、「カトリーナ」襲来時の不手際に加え、ルイス・リビー前副大統領首席補佐官(55)が中央情報局(CIA)秘密工作員の実名漏えい事件に絡み偽証などの罪で起訴されたことなどが響き、米紙ワシントン・ポストが30日付で発表した最新の支持率は、就任以来最低の39%を記録した。
ブッシュ氏は20代から深酒をしてアルコール依存症になり、飲酒運転や窃盗、フットボールスタジアムでの乱闘などで3度の逮捕歴がある。コカインに手を出したとも言われる。
だが、「不惑」直前の39歳で、キリストによって救われたという体験(ボーン・アゲイン)を重視するキリスト教の一派「福音派」の指導者に出会い、改心。40歳の誕生日から酒をやめ、文字通り、生まれ変わった。それ以来、酒は一切飲まず、午後10時に寝て午前6時に起きる禁欲的な生活を送っていた。だが、それまで何度も断酒に失敗しており、ローラ夫人は「私かジム・ビーム(バーボンの銘柄)か」と迫ったこともあったという。
世界の運命を握るともいえる米大統領だけに、単なるアル中では済まされないのだが…。
ZAKZAK 2005/10/31
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005103126.html
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