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M県某所に隠された禁忌(タブ―)
聖域≠フ秘密を探ろうとした男が敷地内に一歩足を踏み入れた途端大音量の警報が鳴り響き、スポットライトが全身を照らし出した!
この聖域≠ノはいかなる秘密と禁忌が存在するのか―――――?
古来より神を祀る土地として知られるM県には、神聖な場所として知られている某所≠ェある。そしてその某所付近には、地元の住人ですら何があるのかわからない、絶対的禁忌(タブ―)の聖域がある。その広大な敷地は、高い壁に囲まれ、内部からでしか侵入できない場所だ。その聖地の謎を探ろうとし、一人で禁断の場所に踏み込んだ者に起こった驚愕の出来事とは―――――!?
神秘の土地に存在する絶対不可侵の聖域
M県に存在する某所≠ヘ謎多き場所といわれる。例えば某所内部及び付近に林立する灯篭もその一つ。いくつもの灯篭にはこの某所とは全く関係など無いと思われるユダヤ民族のシンボルであるダビデ紋≠ェ刻まれており、未だにその謎は詳しく語られてはいない。さらにかつては多くの僧侶が集団で訪れているなど、この地にまつわる謎を数えれば枚挙に暇はない。
そして、この某所と皇室との繋がりの深さも既に周知の事実であると言えよう。
例えば過去に遡れば天皇以外の供物を禁止する「私幣禁断」、さらには天皇の皇女を奉仕させる制度、そして明治時代に入ると祭主の職が皇族に限られる制度などが挙げられる。そういった事柄から、この地と皇室との密接なつながりは容易に垣間見ることができる。
この某所付近には地元に住む人たちの間でかねてから聖域∴オいされている場所があるという。その場所は、某所の裏手の敷地にあり、地元民の間では決して踏み込んではならないと言われている場所である。
その聖域≠ナある場所には内部からしか侵入できないようなのだが、一人の学生が以前、踏み込んだというのである。
その人物こそが今回、取材を行った地元出身のT氏(28歳)である。彼は某所付近の大学を卒業している。その大学は某所で働く人材を養成する学部を設けており、T氏は在学中に某所に関する知識を蓄えた。そしてかねてから決して踏み込んではならない某所裏手にある聖域≠ノ「いつか入ってやろう」と画策し、ついに、ある日、決行したというのだ。そして、それを決行したその日、彼は驚くべき体験をしている。
聖域に敷かれた尋常ならざるセキュリティシステムの謎
某所内部の敷地は非常に広く、その中のある場所の壁をよじ登らないことには聖域≠フ中に潜入することはできないというが、T氏はある日、人が周りにいないことを見計らって、その壁がある場所に行き、聖域%烽ノ潜入した。既に夜も更けた頃で某所内のほとんどの場所に人はいなかったという。しかも、潜入を試みた壁がある場所は某所内部でも一際、閑散とした場所でもある。しかし、その壁から噂の聖域≠ノ入った途端、閑散とした状況は一変したというのだ。
T氏が壁を越え、聖域≠ノ一歩足を踏み入れた途端、突然、警報が鳴り響いた。T氏曰く、「まるで映画のように大音量でウ―ウ―と警報が鳴ってどこからかスポットライトで体中を照らされた」というのだ。
そして警報と同時に、どこからか確認することはできなかったというが、幾人もの白い作務衣を着た男たちが一斉にライトを持ってT氏に向かって走ってきたという。
あまりの出来事にT氏は混乱し、一目散に再び壁をよじ登って逃げたというが、その時、「捕まっていたらどうなっていたかわからない」と震えるように彼はそのときの状況を語る。
では、実際、その某所裏手にある聖域≠ノは一体、何があるというのか。それこそがこの某所の地元で囁かれる興味深い噂なのであるが、T氏及び、他にインタビュ―した地元の人々が語るのは一点――――――。
「天皇制に関わる重大な秘密が隠されている」
というのである。
もちろん、この話は噂に過ぎない。しかし、地元の人間にインタビュ―した際、この某所裏手にある聖域≠フ存在を知るものは少なくなかった。さらに、先述したこの某所と皇室の密接した関係と多くの謎、そして、とてつもない厳重なセキュリティ―で守られているという事実。それらを考え合わせれば、前述の噂もあながち嘘と断定できなくなる。
もちろん、いくら地元民たちが、そうした噂を語ったとしてもあまりにも現実的ではない。だが、そんなとんでもない噂に比する、厳重に守るべきものがそこに隠されていることは、疑いようのない事実ではなかろうか。
文 滝廉三郎
実話GON!ナックルズ12月5日増刊 不思議ナックルズVOL4
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