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地震雲などの前兆現象はどこまで信用できる?(『新潮45』2005年10月号)
『新潮45』2005年10月号から、
「地震頻発で考えさせられた切実な10の疑問Q&A 本誌特別取材班」の一部より引用
(引用ページp.150〜p.151)
−引用開始−
Q5地震雲などの前兆現象はどこまで信用できる?
A「大地震の前には必ず地震雲が発生します。阪神大震災の時も、新潟県中越地震の時にも観測されました」
新日本地震雲研究会の鹿嶋實代表が力説する。
「地震雲は白い帯状の雲で、見る場所によって縦に立ち昇るように見えたり水平に見えたりします。飛行機雲に形状は似ていますが、地震雲には濃淡がなく、10分以上滞空します。地震が発生する前、地殻が割れた時に電磁波が放出されます。それが、地震雲が出来る要因です。このことは、大阪大学の池谷元伺名誉教授が実験によって証明しています」
その池谷名誉教授がいう。
「地震雲だけではなく、前兆現象として報告されている事例のほとんどが電磁波によるものです。月が赤く見えた、とか動物の異常行動などが有名ですね。それ以外にも、あまり知られていませんが、電気製品の異常ということが報告されています。テレビの映像が乱れたり、クーラーやラジオのスイッチが勝手に入ったりするのです。携帯電話が勝手に鳴った、という報告もあります」
まるで『ポルターガイスト』のようだ。池谷名誉教授がさらに続ける。
「自宅のインターフォンが鳴ったので玄関に出てみたら誰もいない。すると、直後に地震が来た、というケースもあります。これら全ての原因が、地殻が壊れる時に放出される電磁波なのです」
こうした現象について、地震防災対策強化地域判定会の溝上恵会長(前出)は、
「まやかしです。論ずるに値しない」
と、一笑に付す。しかし、それに対して先の鹿嶋代表はこう主張する。
「私は、政府はかなり確度の高い予知情報を本当は持っていると思うんですよ。でも地震が来るよ≠ニいって万が一来なかったら大損害が出るので発表されることはない。だったら、雲や動物など身近なものから異変を悟るしかないじゃないですか。自分自身や家族の安全は、自分で守らないと」
あなたは信じる?
−引用終了−
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