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文部科学省は22日、小中学校での読書活動の指導などに当たる専任の司書教諭を、来年度から5年間で全国に1027人配置する方針を決めた。
司書教諭は学級担任教諭などとの併任とされることが多く、文科省が専任の司書教諭枠を教職員の配置計画に設けるのは初めて。7月に成立した文字・活字文化振興法で、司書教諭の充実が国・地方自治体の努力義務とされたことを踏まえた措置。財政当局の理解が得られれば、来年度から毎年約200人ずつ、全国に司書教諭を配置していく方針だ。
この方針は、年末に決定する教職員の「第8次定数改善計画」に盛り込む。具体的には、小学校の場合は24学級、中学校では21学級に0・5人の割合で司書教諭の枠を設ける。
国が計画を定めても、実際に専任の司書教諭を配置するかどうかは、人事権を持つ各都道府県教委が決めるが、文科省は「こうした枠を設けることで、各都道府県に司書教諭の専任化を促したい」としている。
司書教諭は、学校図書館の管理・運営や読書指導について、一定の研修を受けた教員から教育委員会や校長が発令する。1997年の改正学校図書館法により、12学級以上の学校に配置することが義務づけられた。2003年度の文科省調査では、小学校の55%、中学校の52%に計約2万4000人の司書教諭が配置されている。だが、その多くは学級担任などとの兼任で普段の学級・教科指導に忙しく、十分な読書指導が出来ないとの指摘が出ていた。
(2005年10月23日3時4分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051023i301.htm
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