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つづき 陰の権力組織に関する暴露本は何故出版されたのだろう
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投稿者 だあくねす 日時 2005 年 10 月 18 日 11:29:19: FoKsqXeAT.rtg
 

いろいろとありがとうございます。

そこで、ちょっと感じたことを述べてみたいと思います。あくまでも、暴露本で明らかにされていることが、概ね真実である、という前提に立って話を進めます。

暴露本の出版をあえて黙認したのは、もう自分達の秘密のヴェールの一端を剥ぎ取っても大丈夫だという自信の表れである、というような考え方は、中々説得力があると思います。この自分達の存在をあえて公にするという判断は、彼らにとっては、重大な判断のひとつです。下手をすれば、かえって彼らの身を滅ぼす原因にならないとも限らないからです。ですから、こういった類の判断には、それを下した後においても、あの判断は正しかったのだろうか、それとも判断ミスだったのではないだろうか、という懸念が常に付き纏います。そうして、今もってこの判断が正しかったのかどうなのかについての確かな判定を下すことが誰にもできないのです。ところで、自分達の存在を知らしめても大丈夫だという彼らの自信の裏づけになっているものは、一体何なのでしょうか。笛吹きさんが言われるように「大手のマスコミ、世界的な大企業、政府、などに巨大な影響力」があることが、まず第一なのでしょうが、それに加えて私は、科学技術の著しい進展(秘密の技術も含めて)ではないかと考えます。全世界を完全に支配するための技術的な基盤が既に整ったということでしょうか。しかし、ここで翻って考えてみますと、技術というものは確かに極めて強力な武器になる反面、それが予測できない思わぬ方面から自分自身に襲いかかってくる可能性・確率が完全にゼロになるということは、ありえないのではないでしょうか。そうすると、彼らの自信が、単なる彼らの傲慢さからくる過信に過ぎなかったのだ、ということにもなりうるわけです。ですから、やはり、彼らの判断、自分達の存在を世に知らしめるという判断が正しかったのか、判断ミスだったのか、いまだに結論を下すことは彼らにもわれわれにもできかねる、と言わなければならないでしょう。

こうしてみてきますと、彼らは、重大な場面場面において、常に己の身を滅ぼすかもしれないような微妙なギリギリの判断を下さなければならない立場に立っているのではないでしょうか。このようなたくらみにおいては、それは避けて通れないことなのでしょう。考えてみるとこれは相当なストレスにさらされていると言えます。そうして、彼らはそんなストレスに耐えきれるのでしょうか。普通の人間ならばつぶれてしまうようなストレスです。いや、そもそも彼らは果たして人間なのでしょうか。ひとかけらの人間の心でも彼らに残っているのでしょうか。それとも、完全に人間の心を失ってしまっているのでしょうか。そうすると、ただ呼吸しているだけのある種の生き物であるということになってしまいます。人間であることをやめてしまった者が、人間の世界の帝王になる? 何か、チグハグして、イライラするような妙な違和感を覚えませんか。

以上のことは、いわゆるマインドコントロールの技術についても同様のことが言えると思います。マインドコントローラー達が、陰の権力組織とつながりがあるのかどうか知りませんが、少なくともその可能性は大いにありますね。マインドコントローラー達は、この技術をあくまでも秘密にして隠しておこうと考えたのなら、それはできたのではないでしょうか。確かに、アメリカなどでは一定の年数が経過した公文書は開示することになっています。しかし、法律も道徳もあってなきがごとくに振る舞う連中のことです。ここにも、彼らの判断があったのだということではないでしょうか。そして、マインドコントローラー達のこの判断については、陰の権力組織の判断について上記に述べたことと全く同様なことが言えると思います。

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