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神舟6号、偵察能力に警戒感 日米台の軍事施設を撮影か (朝日)
2005年10月13日00時51分
2度目となる有人宇宙船の打ち上げに成功した中国政府は、一連の宇宙計画を「平和目的」(外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長)と説明しているが、宇宙技術の軍事利用に対する警戒感は国際社会に根強い。とりわけ今回の「神舟6号」をめぐっては、日米両国や台湾の軍事施設の偵察任務を担っているのではないか、との見方がある。
中国の宇宙計画に対しては、米国などに「開発分野で世界の指導的地位を目指し、ロケット発射分野で指導的地位の維持を図っている」(米国防総省の05年版報告書)との警戒論がある。さらにこうした技術を軍事分野に転用する狙いがあると懸念されている。
もっとも、中国はすでに大陸間弾道ミサイルを保有。専門家の間では、「ミサイル技術の観点からすれば、宇宙計画が軍事的脅威に直結するとは言い切れない」(北京の外交筋)との見方が支配的だ。
むしろ注目されているのは、神舟6号による偵察活動の可能性だ。神舟6号は、宇宙飛行士2人が地上に戻るときに乗り込む帰還船、食事や睡眠のほか数々の実験を行う軌道船の二つの部分から成る。このうち軌道船は、約119時間の飛行後に帰還船が分離し、地上に到着後も、約半年にわたって宇宙空間にとどまる。
この「ロシアとも米国とも違う中国の宇宙船の一大特色」(北京の大衆紙・新京報)について、中国の軍事動向に詳しい軍事情報誌「漢和ディフェンス・レビュー」の平可夫編集長は「偵察衛星として重要な機能を果たすはずだ」と指摘する。
「02年に神舟3号が搭載したカメラの解析度が1.6メートルといわれた。6号はより高精度のデジタルカメラを積んでいる。しかも、有人飛行中は飛行士2人が手分けできるうえ、リモートコントロールでは難しい微妙な手作業も可能なため、精密な撮影が可能だ」
http://www.asahi.com/international/update/1013/001.html
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