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トルコ西部はギリシャ文化圏を感じる。イランに近い東部とは趣きが異なる
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投稿者 たかす 日時 2005 年 10 月 04 日 10:52:35: ifeEPcYg7BdHI
 

(回答先: Re: イスタンブールをちょっと訪問しただけでトルコがヨーロッパではないことを痛感する。 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2005 年 10 月 04 日 08:11:06)

>他方でキプロスやマルタは人種はアラブに近いかもしれないが、正直言って英国の植民地であったことがプラスになっている部分を感じた。

アラブの血もあるかも知れないが、キプロスはまず元々ギリシャ人の土地です。トルコ人は後から入って来ました。

>人々が親切で友好的でリーズナブルである。人口のほとんどが正確な英語を話す(といっても地元の言語を忘れているわけではない)こともトルコとは全く違う。

トルコ人は不正確な英語でしょうが、人々が親切で友好的なのは変わりません。イタリアやギリシャと雰囲気は似た所も多いです。

それよりこれ↓
>7月下旬にシュタイアーマルク州ライプニッツ市で20歳男性がスキンヘッドグループに襲われ重傷を負っていたことが明らかになった。警察によると、この男性は夜中の3時頃、ある飲食店の前で6人のスキンヘッドグループと口論になり、このグループから意識を失うほどの暴行を受けたもの。その際、男性は脳内出血を起こし、それ以来言語障害やてんかん性発作などの後遺症が残っている。スキンヘッドグループは19歳から21歳の極右思想を持つ男性で、全員が傷害で摘発されたが、拘束はされていない。

ひどくないですか。オーストリアでは当局が極右を泳がしているのではないですか?↓

>15日、欧州評議会はオーストリアの外国人・人権政策をその報告書の中で痛烈に批判した。批判されているのは人権無視の難民政策、黒人に対する警察の暴行、政治家とメディアの人種差別・外国人排斥発言、意味の無い外国人へのドイツ語履修義務、雇用における外国人差別等である。このうちウィーン在住の黒人に対する警察の暴行は度を超しており、罪の無い黒人がしばしば不当な扱いを受けたり、暴行され死亡するケースが指摘されている。また極右政党である自由党については、政権政党としてこれらの外国人排斥の大きな原因となっているとまとめている。

オーストリアのEU参加も30年早いのではないかと思います。これらのひどい記事を見て、オーストリアへの何の問題意識もなく、トルコだけを批判されても説得力がないですねえ。
ただ、トルコ人という単一人種はないように思います。一応トルコ共和国に住んでいるのはトルコ人ということになっていますが、実際はトルコ人よりフリギア人やヒッタイト人、それにギリシャ人やアルメニア人の生き残りも意外に多いはずです。顔自体がギリシャ系の顔が多い西部とイラン系の顔が多い東部で一目で違うのですから。歴史を見れば、トルコ人が圧倒的多数で単一民族な訳ないのです(トルコ人というのはトルコ共和国の先住民ではなくモンゴル高原に住んでいた民族なのですよ)。その点ではトルコ政府はどうかなと思います。イスタンブールはアジア的な街ではあるが、トルコは逆にかなり東まで町並みがヨーロッパ的でもある。オスマン帝国の支配下に入るまでは、アジアのアナトリアは東ローマ帝国の支配下だったのです。トルコ西部は元々はずっとギリシャ世界だったのです。東のクルディスタンの方と文化的に同じである訳ないのです。トルコは想像以上に広大であり、多民族国家であることを素直に認めることが大事でしょう。

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