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この外交文書は、福岡県太宰府市に今月開館する九州国立博物館が所蔵しています。江戸時代初めの1624年に、朝鮮の高官から江戸幕府に対して出されました。この時期、日朝の間は、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって閉ざされた国交の再開を目指して対馬藩が窓口となって交渉が行われていて、互いのメンツを立てるために対馬藩が外交文書を偽造、改ざんしていたことがわかっています。今回の文書は、幕府に実際に届いた文書と内容が異なっていることが日本と韓国の歴史共同研究委員会の研究でわかり、改ざんされる前の文書の実物と初めて確認されました。改ざんの後の文書にはない「昨年」という文字があり、対馬藩が前の年に幕府の使節だと称して、朝鮮に使節を送ったことを隠そうとする意図がわかるということです。歴史共同研究委員会の委員で、慶応大学の田代和生教授は「基になった文書は当然、破棄されたはずだと考えていたので、残されていたのは驚きだ。対馬藩が当時、何を隠そうとしていたかがわかり、当時の日朝外交を知るきわめて貴重な資料だ」と話しています。
10/02 06:55
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/10/02/d20051002000036.html
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