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以下のやりとりは、2005年3月10日に行われた参議院総務委員会にて、民主党・山根隆治議員が、自民党・麻生太郎総務大臣に向けて出した、国防上からの「UFO問題」に関する質問と、その答弁の内容です。
近隣アジア国との摩擦が懸念されている現在の情勢で、国会(参議院)の質疑の場で「UFO問題と有事」というテーマが出たことは、興味のある人々にとっては「今まで無かった」或いは「不意をつかれた」ような出来事なのは確かです。そういう意味では、小さいながらも記念すべき事かもしれません。また、議員と大臣の言葉の端々からも、どこか内心にもう一つの言葉を持っているような興味深さも感じられ、そこがまた小さな驚きと言えそうです。
しかし、今のところはTVニュースに出ることもなく、あまり目立たない話題で終わってしまいそうな気配です。
また今後、国会でこのような質疑や討議が増えるのかも、当然不明です...
そこで、ひとまずこの映像の内容をテキスト化しておくことにしました。言葉を文字に残すことで、映像音声より落ち着いた見方が出来ると思います。画像はその答弁時のキャプチャです。
また、出来るだけ「しゃべったまま」をテキストにしていますが、話している様子を思い浮かべながら、頭の中で音声に替えると、少しスムーズな通読になるかもしれません。注や括弧などは、管理者クエリが独断で行いました。
山根議員:
え〜雲をつかむような話のついでと言っては何ですけれども、UFOの問題について....少し聞いてみたいと思いますんで。
国会では今まで取り上げたことが無い、という...ことのようでありますけれども、未確認の飛行物体ということで御座いますけども..
(麻生)大臣はUFO見たこと御座いますか?
(場内笑、議長も笑)
麻生総務大臣:
オフクロは「見た」と言って、えらい興奮して帰って来たことはありますけど、残念ながら、私自身は見たことはありません。
山根議員:
私も良く深夜散歩することが多いもんですから、
え〜その度に空見て....(場内ちょっと笑)
「深夜」というのは...「犬の散歩」というのが日課で御座いますんで、何があっても散歩しなくてはいけないと、「犬を連れての散歩」ですね!
え〜...何かちょっと事件があったようですから(笑)それとの絡みで思われては困りますが...
空を見て、「UFO見てみたいもんだな〜」といつも思ってて、
まあ一度も私、見たことが無いんです。
ただですね、
これは名古屋大学の福井先生の著書の中で引っ張ってきましたけども...
「銀河系全体では、2000億個の星がある。さらに宇宙全体では、2000億個もの星からなる銀河が、1000億個以上もある」
これは天文学的、まさにもう天文学的な数字の星があるわけで御座いまして...
私は個人的にはですね、これだけの膨大な、頭の中で整理も出来ないくらいの数の星がある中で、知的な生物がですね「地球上にいる人間だけだ」と思うことが、不自然なように、私自身は思っているんです。
そういうことからすると、UFOがですね、度々もう...世界中に飛来してる。
しょっちゅうそれはTVで...先日私、1週間ほど前、TVでまた見ましたけれども(注:奈良天理市でのUFO映像だと思われます)
で、これについて全く無関心でいる、というわけにはいかない。
それはやはり「政治家」として、国民の生命・財産というものをどう守るかという事も有りますし、防衛上の問題もある。
アメリカでもやはり、194...8年からですね、相当期間、実際に調査を...アメリカの空軍でして来たというのが、これは明らかになってる話です。
で、その調査結果によると、相当の何万という事例を検証していったけれども、全部否定しきれるものではない、相当数のものを認めざるを得ない、飛行物体があると言うことを否定しきれない、という報告でした。
で、最初のうちは「それがUFOなんだ」ということを、かなり積極的にと言うか、肯定的に捉えて報告をしてましたけれども、後半の部分になってくると、一気に否定的な報告になってきて、今はもう、その組織は解散をいたしている訳で御座います。
私は、何故、唐突なお話しをさせてかいたかと言うことについては、今お話ししましたように、国家や人類の防衛上の問題と言うことで、無関心であってはいけない、と。
これはやっぱり真摯に受け止めて、情報の収集や、それこそ解析や....ということを、「国家」としてもですね、やはりアメリカも他のヨーロッパ諸国でも行われている、と。
現在は、それを否定する報道が多いわけですけれども、事実上、アメリカの空軍が行ってきたというのは明らかで御座いますけども、日本は、国家としてアメリカからそうした情報を得たり、あるいは意見を交換したりという風なことがあるのかどうか?
その辺についてお尋ねをしておきます。
麻生総務大臣:
これは(管轄は)防衛庁じゃないかと思いますが....
あの〜〜....今、山根先生がお話しになりましたのは、たしか一番よく言われたのは、アメリカの人工衛星が、昭和40何年に上がりました時に...
「あの衛星の後ろに、UFOが3隻..3台、一緒について回ってた」というのが、けっこう...あの当時....話題になった。
私のUFOに関するアメリカの新聞の記事でいくと、それが一番最初の印象なんですけども...「これはけっこう真剣に考えてるんだな〜」と、今から40年くらい前の話で恐縮ですけども
そう思った記憶がありますけども....
それにいたしましても、まあ〜おっしゃるように、150億光年彼方に最初の宇宙が出来て....と言われてるんですが、膨大な数の星の中に、日本...地球にしか、こういった我々みたいなのがおらないというのはちょっと...いくらなんでも想像力が無さ過ぎるんで...
似たようなのがいっぱいいたっておかしくは無いだろうな、と私自身も、それはそう思ってる。
そこから更に進んだ技術を持ってて、え〜何となく時々....
(上から監視してるようなジェスチャー)
この地球にいる(地球人)のが、今後どういう具合な事になって、オレたち(宇宙人)に危害を与える可能性について、「向こうが」こっちを調査してる可能性も、それは否定できないんだと思いますね。
私は、この人の話は、たぶんいろいろサイエンス・フィクションの世界に限らず、いろいろ考えられるところだと思いますけども...
今、総務省として、この種の事に関して、然るべき手を打っておるか? と言われれば、私どもとして特に「UFOに関して」調べているという事ではない。というところです。
これ、「国防上」と言うんであれば、(管轄が)防衛庁ということになるんだと思いますけども....
(首をかしげつつ)防衛庁で....その種のUFOに関するほど、想像力の高い者が防衛庁にいるなんていうのは、あんまり聞いたことがありませんし、ちょっと守屋(事務次官)の顔からも、なかなか想像できないな〜なんて思わないでも有りませんけども。
まあ、あの〜、いずれにいたしましても、こういった話って言うのは常に、いろんな意味で「ある日突然に」来るという可能性は、常に考えておくべき問題だとは存じます。
山根議員:
率直に思い切ったことを言って頂いたかな、というように思います。
で、防衛庁にも聞きたい、という思いはあるんですけども、やはり国防上のいろいろな問題がありますので、聞いた答が「イエス」であっても、「ノー」であってもですね、「保留」であっても、一つの答えとして出てくるので....
この辺、防衛庁にはあえてこの質問は避けておきたい、
という風に思います(苦笑)。
[終]
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