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近未来の監視社会を描いた名著、ジョージ・オーウェルの『1984年』。
当初は反共主義の本とされた『1984年』だが、今では対テロ戦争なる怪しげなお題目を掲げて人権を制限する資本主義への痛烈な批判となった感がある。
しかるに資本主義社会とはまことに恐ろしく恥をしらない奴らが支配権を握るところのようで。
なんでも当の「対テロ戦争」を戦う英国において、今もっとも人気を博しているお下劣破廉恥番組はその名も『ビッグブラザー』だとか(『ビッグブラザー』はジョージ・オーウェルの『1984年』にでてくる独裁者の名前)。
http://www.channel4.com/bigbrother/
どういう番組かというと、いわゆるリアリティ番組というやつで、素人の複数の出演者が住む家に監視カメラが取り付けられ、視聴者はその住人の一部始終を見る事ができるんだとか。ついでに視聴者は住人に命令を下したり、気に入らない奴を追放できたりできるらしい。しかも子供も見れる時間帯なのに公開セックスもやったりするとか。
まあ番組の内容については、そもそも私自身はこの番組はみてもいない上に、情報はすべて英国人の知人からのまた聞きなので細かい点についてはもしかしたら実際とは違うかもしれないが、しかしこんなクレイジーな破廉恥番組に『Big Brother』なるタイトルをつけられたジョージ・オーウェルが墓場で激怒しているのだけは間違いない。
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