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□イタリアの元ポルノ女優の死に多くの謎 検察当局も再捜査へ [ベリタ通信]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1406499/detail
伊の元ポルノ女優の死に多くのなぞ 検察当局も再捜査へ
11年前に亡くなったイタリアの有名なポルノ女優モアナ・ポッツィさんについてローマ検察当局がこのほど、死因などに関する再捜査を始めた。ポッツィさんの死亡当時の状況から遺族の説明には不自然な点も多く、「本当に死んだのか」との疑惑が浮上していた。検察当局は「ポッツィさんの死をめぐっては、多くの問題と矛盾がある」としている。(ベリタ通信=中邑真輔)
ポッツィさんは1981年に映画界に入った。脇役が多く、85年にイタリア映画界の大物、フェデリコ・フェリーニ監督の「ジンジャーとフレッド」にも出演したことがある。イタリアのポルノ女優で87年に下院議員となった“チッチョリーナ”こと、イローナ・スターレルさんと知り合ったことで、ポッツィさんも世界的に知られるようになった。
数本のポルノ映画に主演する傍ら、性教育の充実を求めて政治活動にも本腰を入れた。92年の国政選挙、93年の地方選挙に出馬したが、相次いで落選した。この間テレビのコメンテーターなども務めていた。
イタリアのANSA通信によると、ポッツィさんが死亡したのは94年9月。33歳だった。死因は肝臓がん。ポッツィさんはフランス・リヨンの病院で死亡したとされ、直後に火葬された。
マスコミは、ポッツィさんの死が突然であったことや、亡くなる2カ月前まで、ローマの公園を毎朝ジョギングしていたのを目撃されていたことから、疑いの目を向けた。
さらに、遺族はリヨンの病院で火葬にしたと説明していたが、病院に火葬をする施設がないことも判明。このほか、遺族は当初、遺言に従って遺灰はアルプスの高峰マッターホルンに散骨したと話していた。しかしその後、遺灰はイタリア北西部でフランス国境に近いピエモント州ラーマという村の墓地に埋葬したと訂正した。
ラーマ村の牧師は、英紙タイムズの取材に対し、「ポッツィさんの死亡に関して教会の資料を探してみたが、何も見つからなかった。ラーマに埋葬されているとは信じられない」と語り、なぞを深めている。
一方、遺族は、ポッツィさんは村の墓地に埋葬されていると反論。多くの人が集まらないよう秘密にしているだけだと主張し、「検察から要請があれば場所を教える」としている。またポッツィさんを知るある元ポルノ女優は、病気で衰弱していたポッツィさんと会ったと証言している。
検察が再捜査に踏み切った背景には、今年の夏にイタリアで、「モアナ:政治的ミステリー」という伝記が、ポッツィさんのファンクラブの元会長によって出版されたことも影響しているようだ。元会長よると、ポッツィさんは当時のイタリア政界の大物とのつながりもあったとされる。ポッツィさん自身、生前の91年に出版した回想録で、こうした関係を示唆する記述を残している。
今のところ、イタリアでは病死説、謀略による死亡説、生存説などが錯綜している。検察当局が再捜査を開始したのは、何らかの政治的スキャンダルのにおいを嗅ぎ取ったためかもしれない。
2005年09月23日00時05分
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