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一九九七年八月三十一日夜、パリの高架道路の支柱にダイアナ元妃らが乗っていたベンツが激突し、ダイアナ元妃とその愛人ドディ・アル・ファイド、そして車の運転手が死亡した。
フランスの調査では、事故であったという結果が出た。運転手が酔っていた上、服薬もしていた。その上、車の後を追っていたカメラマンらを振り切るために高速で運転していたために、ハンドル操作を誤って、支柱にぶつかったというのである。しかし、この事件を諜報機関の陰謀だとする説がある。ドディの父親で高級デパート、ハロッズの社主であるモハメド・アル・ファイドは、MI6がダイアナ元妃とドディを殺したと信じている。ドディが、ダイアナ元妃と結婚していれば、エジプト出身のイスラム教徒で、いかがわしい人物として英国籍を取れなかった父親を持つドディが、将来英国国王となるウィリアム王子の義理の父親となるからだ。
元MI6のオフィサーであるリチャード・トムリンソンは、ダイアナ元妃の死は、MI6のスロボダン・ミロセビッチ(元ユーゴスラビア大統領)の暗殺計画と同じ手口だと主張している。また、ダイアナ元妃が死ぬ前に、「チャールズ皇太子が自分を殺そうとしている。恐らく交通事故で」という手紙を書いている。さらに、その執事であったポール・バレルは、ダイアナ元妃が車のブレーキに何か手が加えられるのではないか、と心配していたと語っている。
陰謀説を受けて、昨年、王室の検視官マイケル・バージスは新たな調査の開始を発表し、前ロンドン警視庁警視総監のスティーブンズ卿を長として、ロンドン警視庁の刑事が捜査に当たっている。スティーブンズ卿は、今までに、MI6の先の長であったリチャード・デイラブ卿、現在の長のジョン・スカーレット、それにMI5の現在の長官であるエリザ・マニンガム・ブラーにも事情聴取している。
検視官のバージスは、こういう調査をして、何もないことがはっきりすれば、MI6による陰謀説も消えると考えたようだが、そう簡単にはいかないかもしれない。ダイアナ元妃が亡くなる直前に食事をしたリッツホテルで、もともと使う予定の自動車の調子が悪かったために、代替の車が用意され、その車が事故を起こしたという事実が出てきたり、自動車の運転手が事故のしばらく前にかなりのお金を何者かから受け取った事実が明らかになってきたりしているからだ。
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