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(回答先: Re:リタがカテゴリー4に発展 投稿者 World Watcher 日時 2005 年 9 月 21 日 21:46:29)
やはりおかしい。
カトリーナ後に復興事業を請け負う会社として候補に挙がったハリーバートン・チェニー社。
その後の世界的な石油価格の上昇。石油メジャーやヘッジファンドの大物達は9.11以上の富を得た。
建前上、石油価格の上昇はガソリンに生成するのに適した”軽質油”の供給が間に合わないという理屈がある。
本当にそうだろうか?我々はあまりにも出来すぎた現実を目の当たりにしていると言えばいいすぎだろうか。
WSJ-「カトリーナ」の復興需要で、一部企業にまだ買い妙味
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)ニューオーリンズの再建はまだ始まっていないが、賢い投資家はすでに、同市の復興需要で収益を上げる可能性のある企業に投資を始めている。
それらの株は、一部ですでに値が上がりすぎているが、大幅な収益拡大が期待できる他の企業は、まだ買い妙味があるとの指摘も聞こえる。
ハリケーン「カトリーナ」襲来後、投資家が買いあさった企業は、電力、精製、化学業界向けに工業配管システムを供給するショー・グループ(NYSE:SGR)、銅生産世界2位のフェルプス・ドッジ(NYSE:PD)、石油サービス最大手ハリバートン(NYSE:HAL)、建設機械米最大手のキャタピラー(NYSE:CAT)などであるが、これらの株価は過去2週間に5-40%も値上がりしている。
これらの企業は、復興活動によって収益を上げることになりそうだ。
ショーはすでに、緊急住宅建設関連の復興事業で米連邦緊急管理庁から1億ドルの契約を受注した。
ハリバートンも、ミシシッピー州の海軍施設3ヶ所で修理作業を行っている。
しかし、一部の投資家によれば、これらの株はすでに高すぎるという。また、他の投資家によれば、同市の排水が終わり、再建が始まるのは何ヶ月も先の話で、同市のどの程度の地域が再建されるかまだはっきりしないという。
セス・トビアス氏(4億ドルのヘッジファンド、サークルTパートナーズLPのジェネラル・パートナー)によれば、大掛かりな復興活動が始まるのは「2006年の第1四半期か第2四半期だろう」という。
彼は、建材・紙パルプ大手ジョージア・パシフィック(NYSE:GP)や建設業・自動車業向けに広範囲の工業製品を手掛けるイリノイ・ツール・ワークス(NYSE:ITW)などの株を、ハリケーン後の買いが入った時点ですでに利食い売りを出したという。
しかし、発電用設備も手掛けているゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)、水処理のスエズ(NYSE:SZE)、ポンプなどの水制御システム製造のITTインダストリーズ(NYSE:ITT)などの他の大企業はまだ株価に上値余地があると、リチャード・タロー氏(独立系調査会社リベラム・リサーチのアナリスト)は言う。
そして、もっと規模の小さい多くの企業も、メキシコ湾岸地域で再建が進むにつれ、より大きな恩恵を受ける可能性がある。
実際、復興活動に伴う営業収入の増加は、広範囲な事業を手掛ける大企業よりも、小規模企業に対してもたらす影響の方が大きくなりそうだ。
この地域で重要な役割を果たすとみられる企業で最初に挙げられるものの一つは、テトラ・テック(Nasdaq:TTEK)である。
同社は、水浄化・水源管理専門最大手であり、時価総額は10億ドルであるが、アラバマ州とミシシッピー州ですでに大型受注が始まっている。
米環境保護庁は木曜日、テトラ・テックの専門技術者100名以上に、ニューオーリンズの汚染地域を調査し処理方法を特定することを依頼した。テトラのマイク・ビーバー副社長が明らかにした。
同社は、同地域の復興計画立案と実際の再建作業に携わることになろう。
レーバー・レディ(NYSE:LRW)は、時価総額13億ドルの企業であるが、臨時の人的・機械的労働力を提供する全米最大手であり、これもまた清掃や再建工事で一役買うことになろう。
同社は、ハリケーンが直撃した地域に20ヶ所の支店があるが、従業員は清掃、浄化、動力洗浄から新築ビル建設用地整備に至るまでのあらゆる作業をこなす。
同社はすでに、ミシシッピー州とアラバマ州でハリケーン後の住宅清掃作業の依頼が急増している。
同社はまた、ルイジアナ州やその周辺地域で仕事を失った人たちから、近隣の州で臨時の人的労働を引き受けたいとする求職も増えていることから、より多くの注文にも対応できることになる。
さらに重要なことは、レーバー・レディがニューオーリンズ地域での企業の復興や住宅の再建に決定的な役割を果たすことだ。
同社の株価が過去2週間におよそ10%高の24.67ドルとなり、ここ1年間で80%以上も値上がりしたにもかかわらずまだ上値余地があるのはそのためだと、ジム・ジャネスキー氏(ライアン・ベックのアナリスト)は言う。
レーバー・レディは、昨年のハリケーンのあとフロリダ州で受注が増えたが、現在はニューオーリンズ地域にある5ヶ所の支店ですでに受注をこなしているという。
(9月12日付Heard On The Streetより)
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