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http://excite.co.jp/News/odd/00081127301681.html
[ニューデリー 13日 ロイター] カースト制度で最下層の身分の男性が、村人たちから「精神を病んでいる」と決めつけられ、2年以上の自宅のベランダで鎖に繋がれていたという。20日付のタイムズ・オブ・インディア紙が報じた。
東部オリッサ州のケンドラパラの町に住むウペンドラ・ナイクさん(32)が2003年7月、村人たちから寺院から三つ叉の槍を盗んだという嫌疑をかけられ、精神を病んでいると診断された。また村人たちは、ナイクさんは暴力的でしょっちゅう近所の住民を殴っていたという。
《ダリト》と呼ばれるカースト制度最下層の不可蝕民(アンタッチャブル)に属するナイクさんは「わたしは無実です。恥知らずな村人たちがわたしの脚を鎖で繋いだのです」と語った。
ナイクさんの妻は、夫を鎖から解き放つことに失敗し、両親が住む実家に戻ってしまった。ナイクさんの父親は、食事をベランダに持って行っている。雨が多いため、雨水で食事がグチャグチャになってしまうこともあるという。
当局はナイクさんを病院に連れて行こうとしたが、村人たちに阻まれた。
「だれもウペンドラさんを病院に連れて行くことができないのです」と社会福祉職員は言う。
インドには宗教とは無関係のリベラルな憲法があるが、それを無視した独自の善悪の基準を押し通すことが多い。そしてダリトに属する人々が犠牲になる。
[日本語訳:ラプター]
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