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食事をするとき毎日手にする箸
みなさんはちゃんと自分にあった箸を選んでいますか?
自分にあった箸の長さの測り方は、人差し指と親指を90度の角度に開き、2本の指先を結んだ斜辺の1.5倍。とは言っても、実際に手にしてみないことには分かりづらいものです。
そこで、銀座6丁目に店を構える銀座夏野を訪れてみましょう。
あるはあるは、その数約1600種類。
若狭、津軽、会津、輪島など全国から選び抜かれた箸の数々は食事箸、菜箸といった一般的なものから、携帯箸、納豆箸、ラーメン箸、うどん箸など珍しいものまで、お店全体をつかって賑やかにディスプレーされています。
漆器や骨董が大好きな高橋隆介オーナーが、身近な道具である箸の専門店がないことを嘆き、自分で店を立ち上げたのが6年前。
箸の買い付けに毎週産地に出向き、職人の元へ足を運び、職人の技が光るもの、オーナーの目にかなったものだけを厳選しています。
つくり方の工程が同じ椀物と比べて利益が少ないことから箸職人は減る一方ですが、
新潟漆器の達人である広沢一男さんの腕にほれ込み、箸を作ってもらい店に並べるほどの入れ込みようです。
「まず持ってみてください。一膳一膳違う表情がありますから、いろいろ試してみることです。」
たしかに手触り、重さ、細さなど千差万別。
箸先のザラザラした感じが好みの方、つるつるしたものが好きな方、選ぶ側もそれぞれです。
「使いやすさは使う方のお好みで、値段には関係ないんですよ」
いい箸は値が張ると思い込んでいた、自分の誤った箸えらびを反省させられました。
楽しみながら次々と箸を試すため、店に1時間以上滞在するお客様がほとんどだとか。
人気の商品である箸職人の安達麻子さんのつくる江戸箸は、八角形の縞黒壇で先のほっそりしたタイプ。漆のみでなく、天然の油を丁寧に塗りこみ、独特のつやを出しています。
5250円と少し高いと感じるかもしれませんが、箸先が折れても安達さん自ら修繕してくれるので、結局はお値打ち品なのかもしれません。
自分の手に合った箸、長く愛用できる箸を探しに、夏野を覗いてみませんか。
銀座百点 9月 2005 NO610 p65
発行 銀座百店会
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