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09/13 18:10 米社会の弱点露呈 仏学者が指摘
【パリ13日共同】「帝国以後―アメリカ・システムの崩壊」な
どで超大国、米国の衰退を予測したフランスの歴史学者で人口統計
学者のエマニュエル・トッド氏は十二日付のフィガロ紙との会見で
、米国の超大型ハリケーン災害で、国内産業を基盤としない消費型
の米社会システムの弱点が露呈したと指摘した。
トッド氏は「米国の経済システムの大きな弱点は国内産業の本当
の能力に基づかないことだ」と分析。第二次大戦までの米国は生産
を基盤とした産業資本主義だったが、今日の米国は消費万能で、ガ
ソリンをはじめ長期的、計画的な製品の貯蓄がほとんどなく、国内
のハリケーン一つに対応する能力を欠いていると述べた。
さらに、一九七〇―七四年の旧ソ連の幼児死亡率増大を根拠に、
旧ソ連の崩壊を自ら予言したことと比較。米国で二〇〇二年から幼
児死亡率が上昇している点や、国際的な産業競争力の衰退、貿易赤
字の膨張などから「中期的に米国でも、ソ連的な真の(崩壊の)危
機の可能性がある」と述べた。
20050913 1810
[2005-09-13-18:10]
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