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(回答先: 文化や音楽の話題と少しズレてしまって恐縮ですが…… 投稿者 辺土名ニーチェ太郎@貴族道徳 日時 2005 年 9 月 12 日 08:32:04)
その方は、日本人でしょうか? 市の財政が豊かでないということもあり、町が寂れたような感じに写ったというのも本当だと思います。ファーストフードというのも、確かに大量生産、大量消費のグローバリズムの負の遺産を、ニューオリンズでも撒き散らしているとは思います。
そしてサンフランシスコでもオークランドでも、黒人のスラム街問題は、一番大きな悩みの種であることも確かです(現在は、両方の町とも、かなりきれいになってはいます)。
ただNYやカリフォルニアのオークランドでもそうですが、やはり黒人の人たちが行くクラブやソウルフード・レストラン(クリオール・レストランもそうですが)は、黒人の人たちに連れて行ってもらわないと外見も汚く、物騒ですので、なかなか日本人の人だけでは、行けないのでわからないというようなことはあるかと思います。
2003年に、元オールマン・ブラザース・バンドのベーシストだったアレン・ウディー(ウディー・アレンではありません。彼は2000年8月に他界)の追悼コンサートを、28人のあらゆるジャンルのアメリカのトップ・ベーシスト28人をゲストに迎えて(その他の楽器も多くのゲストがいた)、ニューオリンズのホールでやり、私もわざわざ見に行きましたが、これはすごかったですよ!
このベーシストは、ナッシュビルに本拠地を置く「Gov't Mule」というバンドで、昔同じくオールマン・ブラザース・バンドにいたWarre Haynesというギタリストと一緒にバンドを結成していましたが、もう南部の白人ロック(カントリー・ロック)と黒人のブルース、ジャズ、ファンキーなどが組み合わさって、本当にものすごいものでした(白人ロックも馬鹿にしていませんよ。音楽界では、白人ミュージシャンの方が黒人ミュージシャンから差別されて、かわいそうな時もありますからね・・笑。特にリズム体<ベース、ドラムスなど>では、白人は明らかに馬鹿にされているようなところがありますから・・笑)。
ニューオリンズのホーン・セクションの連中のすごいことといったら・・・あれはNYや西海岸ではとても太刀打ちできないものだと思いました。NYや西海岸のミュージシャン達が、ニューオリンズのミュージシャン達に一目も、二目も敬意を払っていますが、その理由が分かる気がしました。
あの汚い、ゲットーの中からああいうものが生まれるんだと実感しました。ということで、今は懐かしいサザン・ロックを聞いてください(笑)。
http://www.globalbass.com/archives/june2001/allen_woody.htm
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