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[ 2005年09月07日 15時58分 ]
[ダブリン 6日 ロイター] 英国人が他者を差別する最大の要因は、肌の色でも、性別でもない。年齢である。6日、発表された最新の研究結果で明らかになった。
年齢に関する偏見に関する初の全国調査は、1843人を対象に行われ、年齢差別を体験したことがあると回答したのは29%。性差別、人種差別を含むあらゆる偏見の中でもっと大きな割合を占めた。
ケント大学社会心理学教授のドミニク・エイブラムズ教授は「年齢差別は、英国でもっとも広範囲に見られる偏見の形態です。年齢差別は性別、民族、宗教を超え、あらゆる人々が体験しています」と説明する。
ダブリンで開催されている英科学進歩協会の年次集会でエイブラムズ教授は、この調査結果は、2041年には、英国の全人口の40%が60歳以上になるという推定を考えれば、極めて重大だ、という。
◎青春は49歳でおしまい
ケント大学とエイジ・コンサーンがまとめた調査結果によると、全体的には青春が終わるのは49歳、そして晩年が始まるのは65歳からだという認識を持っている。
しかし女性は、青春の終わりは男性よりも約5年、晩年が始まるのは約3年遅く判断している。
調査結果では、高齢者は若者よりも親しみやすいが、若者は高齢者より、有能であると考えられていることが明らかになった。
エイブラムズ教授は、社会は「本質的には同情から出ているが、高齢者を愛すべきだが、無能であるとして劣等者扱いにする年齢差別」への対策が必要だと主張する。
若者は高齢者よりも、あらゆるタイプの偏見を経験していると報告しているが、年齢差別に関しては35〜44歳が最も多い。
回答者の大半は、企業はそのイメージを守るために高齢者を雇用したがらないと考えている一方、25〜65歳の回答者の半数が、30歳以下の上司の下で働くのは不快だと回答した。
エイブラムズ教授は年齢差別は英国社会における深刻な問題だとという。
「最も重要なのは、年齢差別が、他の偏見同様、真剣に取り組むべき問題であることをはっきりさせるよう、平等と人権に関する法律を作ることです」
[日本語訳:ラプター]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております
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