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http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1120801584/l50
【先生】評論家を見かけたら【頭大丈夫?】
35 :資格予備校LEC東京リーガルマインドにちらつく右翼勢力の影:05/08/29 21:36:01
資格予備校のLEC東京リーガルマインドってとこがある。ワードを大量にコピーして使った挙句、低賃金に怒った従業員だか、イイカゲンな講義に怒っただか、まあそういう内部告発者にチクラレ、マイクロソフトに巨額の罰金払わされることになった事件の当事者だから結構知ってる人もいるかも?
まあ上のエピソードは「守銭奴のビルゲイツめ」なんて思う人もいるかもしれないけど、LEC東京リーガルマインドの方もとんでもない企業で、ここの代表取締役が会社の経費で発行している「法律文化」って無料雑誌、毎回ウヨの知識人あるいは保守系政治家、官僚ばかり登場。
友達からとんでもサンプルとして貰った今年の六月号とかもう凄い。全面的な「反ジェンダーフリー」大特集。まず紙面に登場する専門家からして凄い。
馳弘(衆議院議員)、八木秀次(高崎経済大学助教授、フジテレビ番組審議委員)、岩動孝一郎(国際医療福祉大学教授)、新井康允(人間総合科学大学教授)、橋本秀雄(日本半陰陽協会・大阪本部世話人)
このメンバー・・・記事の内容は言わなくてもわかるよね??
36 :無名の共和国人民 :05/08/30 02:03:00
チャンネル桜スレだったかなぁ…そこはテレ朝の社員も名を連ねていたような
37 :無名の共和国人民 :05/08/30 09:49:37
>>35 いい情報ありがと LECって有名な資格学校くらいのイメージ
しかなかったから、公務員試験受けるための選択肢に入ってたし。
大原、Wセミナーあたりと並んで勇名だよね・・・
ちなみに伊藤塾?の代表者は護憲派らしい
38 :無名の共和国人民 :05/08/30 17:20:57
>>37
あそこの塾長は「世界」に憲法についての連載コラムを
持ってるくらいだし。
LECの代表者でググッてたら、面白いものを発見。
ttp://www.jftc.go.jp/pressrelease/05.february/050210.pdf
39 :無名の共和国人民 :05/08/30 22:10:28
>35
全社あげて不正コピーとは、「リーガルマインド」の名が泣くぜって、
結構話題になったね
40 :無名の共和国人民 :05/08/31 14:20:57
その「リーガルマインド」の名が泣く会社が発行している「法律文化」六月号の一節。
「科学的・生物学的にも証明される性差まで矯正しようとすることは、本来の男女共同参画の目的からも逸脱している現在では、各自治体も男女共同参画推進条例を見直す動きに出ており『ジェンダー・フリー』ということばも使用を禁止するところが出てきている」
「ジェンダーフリーという言葉を禁止する自治体」というのが異常なのだがそれを引き合いに出して、「ジェンダーフリー」を攻撃するこのLECの雑誌。かなり怪しい。
しかも前述の極右言論人らをこういう雑誌に登場させることで当然取材協力費も払うだろう。そうやってウヨに資金をばらまいているのではないかな、会社の経費で。
41 :無名の共和国人民 :05/08/31 14:39:02
>科学的・生物学的にも証明される性差まで矯正
っていったい何のこっちゃ??
ジェンダーフリーはそもそも“矯正”なんかしないんだが…
本人がどう生きるかの問題ですよというだけでね。
もっともジェンダーフリーと間違えて専業主婦バッシングをしたり、性表現バッシングをしているバカもいるから、“ジェンダーフリーといわれるもの”全てに問題がないわけじゃないんだが・・・
※本来ジェンダー“フリー”なら専業主婦として生きるのも外で働くのも、フリーでしょ 自分の性的魅力を生かすも、生かさないもフリーでしょ
42 :無名の共和国人民 :05/09/02 01:39:47
またまた「法律文化」六月号の一節
反町(LECの代表取締役)
「ジョン・マネーの学説は、その後他の学者により批判され、破綻したそうですが」
八木ちゃん
「アメリカではミルトン・ダイヤモンドという学者が1997年に完全論破し、現在はマネーを支持する学者はほとんどいません。しかるにわが国で基本法が制定されたのはそれから2年後の1999年のことです。わが国では教育や施策のかたちで思想が具体化されてはじめて一般国民がそのおかしさに気付き始めました」
「反ジェンフリ」を絶叫する統一の信者を一般国民と呼んでいいのかというツッコミ以外にも色々ボロをだしてそうな八木ちゃん。誰か詳しい人、ミルトン・ダイヤモンドとかなんとかいうところをフォローくださいな。
43 :無名の共和国人民 :05/09/02 09:59:17
『世界日報』によるダイアモンド博士インタビュー記事。
http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/050216/01.html
上野千鶴子ボロクソ。これが八木アンテナ(笑)で受信した電波が伝えるダイアモンド。
男女共同参画を取り上げた『東京新聞』記事。この記事中ではダイアモンドはジェンダーフリーを肯定。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050725/mng_____tokuho__000.shtml
これに対するアンチジェンフリ派の反応は、「『世界日報』は、一問一答があるが、『東京新聞』は「こう答えた」という回答のみで質問内容が公開されていないので、真意はわからない(それにどうせ『東京』はサヨ新聞だし)」というもの。
(「フェミナチを監視する掲示板 」あたりを参照)
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010
ところが、在米の女性学研究者macskaが、自分のブログで大スクープ!
http://macska.org/index.php?p=99#comments
**************
ダイアモンドさんの件については、新しい展開があります。世界日報のあの
インチキなインタビューをやった山本彰記者(元ワシントンDC支局長)が
どうやら来月に「反ジェンフリ」本を出版するらしくて(彼個人名義か世界
日報としてかは不明)、かのインタビューを再掲しようとしたところ、ダイ
アモンドさんが拒絶、筆談による新たなインタビュー実施を提案したようで
す。その理由として、はっきりと「上野千鶴子氏についてわたしが思っても
いない事を書かれた」とした上で、もし誤解があったのなら自分にも責任は
あるかも知れないから、今度は誤解がないように筆談でインタビューをしよ
うということです。そこまでバレてると知って、山本記者は今頃焦ってるで
しょうね。
**************
この件はアンチジェンフリ派にも伝わっているはずだが、今のところ華麗にスルー。
本掲示板での関連レス
http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1107191895/354
http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1111060153/37-41
http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1111060153/43-44
ここではアンチジェンフリ派として取上げられている八木秀次、しかし彼のメインの活動は扶桑社発行の政治的に偏向した教科書の執筆である。
その活動について赤旗は以下のように指摘している。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-07-20/2005072004_01_2.html
2005年7月20日(水)「しんぶん赤旗」
侵略戦争を正当化する「新しい歴史教科書をつくる会」は、中学校の歴史教科書とともに公民教科書を作りました。公民の第一目標は「民主主義に関する理解を深めるとともに、国民主権を担う公民として必要な基礎的教養を培う」(学習指導要領)とされ、「日本国憲法の基本原則」(同上)の学習が重んじられています。「つくる会」公民教科書は、憲法をどう教えるのか、他の教科書(七社)と比較してみました。
■筆者は国民主権不要論
一番の問題は、公民は憲法を教える科目なのに、「つくる会」は、日本が正しい戦争をしたという立場から、敗戦の結果うまれた憲法について否定的なことです。
四年前の公民教科書の代表執筆者、西部邁氏は「我々が避けて通れなかったのが戦後憲法でして、これに対して批判的考察を加えました」と述べていました。今回の代表執筆者は、「つくる会」代表で「憲法に国民主権規定は不要」などと主張する改憲派の憲法学者・八木秀次氏です。八木氏のもとで新訂された教科書は、憲法敵視をより前面にだしました。
■帝国憲法をたたえて
教科書は見開きで、明治憲法(大日本帝国憲法)と日本国憲法を対比して記述しています。
明治憲法は「できるだけ国民の権利や自由をもりこ」んだものであり、「天皇の下で国民が暮らしやすい社会をつくるという……理想」をもった憲法と高く評価します。
さらに「国民にたたえられた大日本帝国憲法」という十三行のコラムまでついています。
逆に日本国憲法はどうでしょう。
「連合国軍総司令部は約一週間で憲法草案を書き上げ、日本政府に手渡した」など、記述の大半が、アメリカから押しつけられた憲法という説明です。国民が歓迎したという記述はありません。検定で削除となりましたが、占領軍が関与したため憲法の正当性が問われるという記述もあったほどです。
■歴史的転換何も語らず
しかし、明治憲法では主権者は天皇であり、国民の権利は抑圧されていたのが現実です。そのもとで、国民は侵略戦争にかりたてられました。
日本国憲法はその反省の上に、国民主権、平和主義などを基本原則として制定されました。明治憲法から日本国憲法への歴史的転換のなかに、現憲法の意義があります。
他のどの教科書もこの転換を説明しますが、「つくる会」教科書は何も語りません。(表)
■主権の移行あいまいに
憲法敵視の立場は、国民主権の説明にもあらわれています。
他の教科書は、戦前は主権者が天皇だったが、戦後は国民に移行したと説明します。
ところが、「つくる会」教科書では、戦前は天皇主権だったという説明がなく、主権の移行がわかりません。さらに、国民主権の「国民とは、私たち一人ひとりのことでなく、国民全体をさす」と強調します。他の教科書にはない言い方です。
■特異な国民観のルーツ
象徴天皇制について、他の教科書は天皇が主権者でなくなったために、天皇にいっさいの政治的権限がなくなったことを説明します。
「つくる会」教科書は、ここでも天皇が主権者でなくなったことを説明しません。むしろ、天皇は「国家が危機をむかえたときは、国民の気持ちをまとめる大きなよりどころ」と強調。象徴天皇制はそうした「天皇と国民との伝統的な結びつきが確認され」たものだと説明します。
ここまでくると、「国民とは一人ひとりのことでなく」という前出の記述の真意がわかります。「国民」とは、天皇と伝統的に結びついている集団という意味です。
この特異な国民観にはルーツがあります。それは戦前の神がかり的な教育に使われた「国体」観念です。
「我等(われら)臣民は、西洋諸国に於(お)ける所謂(いわゆる)人民と全くその本性を異にしている」(一九三七年、文部省思想局『国体の本義』)
日本は天皇の国であり、そこにうまれた国民は、一人ひとりの人民といった西洋的なものとは質的に違うという論理です。
戦後になり「臣民」とは言えなくなりましたが、国民を天皇との関係でとらえる点では同じです。
■九条狙う改憲への誘導
「つくる会」教科書は改憲の後押しが露骨です。
改憲をめぐっては多様な意見があります。国民的に意見がわかれている問題について、一方的な偏向教育はすべきではありません。基本的事実を教え、子どもが自分の頭で考えることができるようにすることが大切です。
他の教科書は、憲法の平和主義の尊さを述べながら、自衛隊合憲説や違憲説、改憲説を公平に説明します。自衛隊の活動についても、賛否の両論を記しています。
ところが、「つくる会」教科書はちがいます。「各国は国力に応じた一定の戦力をもつことで、平和を維持しようとしている」「自衛隊は…軍とみなしている外国も多い」「自衛隊を中心に国連平和維持活動(PKO)にも積極的に取り組み、しだいに責任ある国際社会の一員として認められるようになってきた」
自衛隊は世界から評価され、その現実に憲法九条が対応できていないという誘導的な記述です。
さらに世界各国の憲法は何回も改定されているのに、日本は一度も改定されず「世界最古」の憲法だというコラムをのせています。これは、じつは改憲派が改憲のためにもちだしている議論の引き写しです。
子どもたちが憲法をどう学ぶかは、日本の民主主義の将来を左右します。憲法を否定的にみる「つくる会」の教科書は「憲法の基本原則」を伝えているとは言えません。
■公民の巻末資料の比較
他社がすべて掲載し、「つくる会」教科書が掲載していない法令……子どもの権利条約、世界人権宣言、労働組合法
他社が抜粋を掲載し、「つくる会」教科書が全文を掲載する法令……大日本帝国憲法
■明治憲法、日本国憲法の記述の違い
■明治憲法
●「つくる会」の記述
「できるだけ国民の権利や自由をもりこみ、同時に伝統文化を反映させようとする努力が注がれた憲法でもあった」
「天皇の下で国民が暮らしやすい社会をつくるという憲法の理想」
「国民にたたえられた大日本帝国憲法」「発布の日の東京は祝賀行事一色となった」
●他社の教科書記述
「天皇が主権をもち、その地位は神聖なものとされ、軍隊の指揮権をはじめ大きな権限をもっていました」(教育出版)
「人権は天皇が恩恵によってあたえた『臣民ノ権利』とされ、法律によって制限されるものとしました。実際の社会でも、政府を批判する政治活動や自由な言論が抑圧されました」(東京書籍)
「国民の意見を聞かず、政府だけで秘密裏につくって、天皇の名前で憲法を国民に発布した」(日本書籍新社)
■日本国憲法
●「つくる会」の記述
「連合国軍総司令部は約一週間で憲法草案を書き上げ、日本政府に手渡した」「政府は英語で書かれたこの憲法草案を翻訳・修正し、改正案として帝国議会に提出した」
●他社の教科書記述
「ポツダム宣言には、軍国主義を取りのぞくこと、民主主義を強化すること、基本的人権の尊重を確立することなど、降伏後に日本がとるべき方針が示されていました。そのため、大日本帝国憲法を根本的に改める必要がありました」(大阪書籍)
「長く苦しい戦争体験をへて、専制的な権力がいかに危険かを学んだ国民は、日本が自由と民主主義と平和の方向に新しく生まれ変わることに大きな期待をよせました」
(清水書院)
この男は、教科書問題に取り組む者なら知らない人はいないというくらいの有名人なのである。しかも際だった右翼偏向のその思想で。
つまりかくも有名な極右の研究者を堂々と無料情報誌に載せるこの資格予備校LEC東京リーガルマインドというのはその右翼偏向の姿勢は確信犯的であると言えよう。
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