★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ40 > 877.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081125564965.html
[ 2005年09月01日 17時55分 ]
写真 女性用コンドームを発明したソネット・エーラーズさん ロイター/Mike Hutchings
[クレーンモント、南アフリカ共和国 31日 ロイター] 南アフリカ共和国の発明家が31日、レイプ防止女性用コンドームを発表した。強姦魔がペニスを挿入するとグサリとトゲが刺さる仕組みで、強姦の件数を抑えるのが目的だ。南アは世界で最も性的暴行が多発している国の1つだ。
《レイペックス》と名付けられた強姦防止コンドームを発明したのはソネット・エーラーズさん(57)。タンポンのように装着するこの商品、暴力的な犯罪報道に慣れきっているこの国で、賛否両論が巻き起こしている。
エーラーさんは「これまで女性を強姦から守る努力が全くなされていませんでした。私は今が潮時だと思ったのです」とコメント。
警察の統計では毎年、5万件以上の強姦事件が報告されているが、専門家は実際の件数はこの4倍くらいだと見ている。知り合いに強姦されたり、子供が犠牲者の場合、通報しないことが多いからだ。
エーラーズさんによると、レイペックスのトゲは強姦魔の皮膚に突き刺さり、犠牲者に逃げる時間を与え、犯人特定に役立つという。
エーラーズさんは、クレーンモントで報道陣に「犯人は間違いなく、この段階で、痛みのこと以外、考えられなくなるでしょう。確実に激痛が襲います。病院に直行するでしょう」と語った。
レイペックスは、ラテックス製で、鋭いトゲのシャフトが固定され、いったんペニスに食い込むと外科的処置を施さなければはずせない。そのため病院関係者に患者が強姦魔であることが明らかになり、警察に通報できる。
また通常の女性用コンドームと同じように機能して、強姦魔から、妊娠させられたり、エイズなどの性感染症を移される危険を減らすことができる。
人口4500万人の南アフリカ共和国では、9人に1人がHIVに感染、もしくはエイズを発症している。もっとも患者の多い国だ。
レイペックスの試作品を公開したエーラーズさんによると、複数の女性が装着感を試し、プラスティック製のペニスの模型でテスト済みだが、生身の男性によるテストは行われていないという。生産は来年、開始される計画だ。
しかし、反レイプ活動家の間では、レイペックスは女性に対する暴力をエスカレートさせるのではないか、という懸念が広がっている。
反レイプ団体「レイプ・クライシス」のコーディネーター、サム・ウォーターハウス氏は「もし犠牲者がそんなものを着けていたら、強姦魔の怒りをさらにかき立て、もっとひどい危害が加えられるかもしれない」と語った。
別の専門家はレイペックスは中世的で野蛮だと批判する。しかしエーラーズさんは、その批判は強姦という行為に向けなさい、と言う。
「これは復讐ではありません……でも強姦という行為を私は憎んでいます」
[日本語訳:ラプター]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ40掲示板