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ピアノマン…じゃなかった [東京新聞]
http://www.asyura2.com/0505/bd40/msg/733.html
投稿者 white 日時 2005 年 8 月 22 日 23:53:01: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: ピアノマンは芝居!? [中日新聞] 投稿者 white 日時 2005 年 8 月 22 日 23:52:11)

□ピアノマン…じゃなかった [東京新聞]

 http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050822/eve_____kok_____000.shtml

ピアノマン…じゃなかった

 【ロンドン=岡安大助】英大衆紙デーリー・ミラー(電子版)は二十二日、英国南東部ケント州で、四月に保護され「ピアノマン」として話題となった男性が、保護から約四カ月ぶりに口を開き、自分はドイツ人であることを明らかにし、すでにドイツに帰国した、と報じた。

 同紙によると、男性は十九日、自分について看護師に語り始めた。「父親はドイツで農場を所有。姉妹が二人いる」「パリで働いていたが失業し、英国に移った」−。そして四月に英国の海岸で警察に保護された際は「自殺しようとしていたところだった」という。

 男性は、四月七日、ケント州の海岸でずぶぬれになって歩いているところを発見された。しかし、一言もしゃべらず、グランドピアノの精巧な絵を描き、チャイコフスキーの「白鳥の湖」などを数時間にわたり演奏した、と伝えられたことから謎の「ピアノマン」として世界的な注目を集めた。だが、同紙はこれについて、治療中にピアノの絵を描いたのは、ピアノがまず頭に浮かんだためにすぎず、ピアノを上手に弾いたとされていることも、現実には病院の礼拝堂にあるピアノの鍵盤の一つをたたき続けただけで、男性も「ピアノは弾けない」と認めていると報じている。

 男性は精神障害者に関連した仕事の経験があり、入院中はそのふりをして「経験を積んだ医者を含む病院のみんなを欺いていたのだ」(病院関係者)という。病院の関係者らは「何カ月も一緒におり、これからも一緒にいるだろうと思っていただけに、あぜんとした」といい、入院中の費用を請求する方針だという。

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