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(回答先: JMM [Japan Mail Media] 「選択のマトリックス」 冷泉彰彦 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 14 日 22:46:42)
今回の「郵政法案」についての賛否の立場を論じたものではありませんが、冷泉彰彦氏が指摘する論点(選挙へ臨むにあたって国民がどのように考えるべきかを示唆している)は、今回の選挙で特に重要だと思います。
この「郵政法案」の審議そのものが不十分だったと思っています。まだ契約する気持ちになっていないのにムリヤリに「リフォーム契約」を強制された、といった感じです。文学的に言えば、“相手を愛する気持ちが本物なのかどうか自分でもまだ分からない状態なのに、ムリヤリ愛の証拠を行動で示してくれ!”と暴力的に迫られたような不安を感じています(筆者は♂ですが・・・)。
冷泉氏も述べていますが、アメリカ流のメディア戦略の活用があたりまえとなった今の日本では、ある法案が成立した後になってからも官邸の指示を受けた所轄官庁が巨額の税金(広告代理店)を使って派手な「政府広報活動」を展開することが常套手段となっています。しかし、よく考えてみれば、これは正当性がない法案をムリヤリ成立させたので再び国民の税金を使ってPRするという図式になっている訳であり、有権者を大いにバカに(主権在民を無視)していることになります。
従って、今回の選挙での判断は、他のあらゆる要素(今までの現政府がやってきた諸政策)を十分に総括・点検して臨むつもりでおります。
重要なことは、今回の選挙の結果がどうであれ(現権力の安定的な維持となろうが、民主党や自民党内の造反勢力が議席を伸ばそうが)、為政者(特に最高政治権力者)の全行動を制御する権利(国家主権)は、我われ一般国民の側にあることを絶対に忘れるべきではないということだと思っています。恫喝的、高圧的、恐喝的な手法や論法で結論(合意行動や契約)を迫ることだけは、相手が誰であれ、どのような権力者であっても許す気持ちにはなれませんし、許すべきではないと思っています。
(参考URL)
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/
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