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9月11日投票の衆院選に向け、自民党内では、“身内”同士の戦いが一段と激しくなっている。
自民党執行部は郵政民営化関連法案に反対した前議員37人を公認せず、その選挙区に対抗馬を擁立する方針を決め、「反対派つぶし」の動きを強めている。コスタリカ方式の選挙区では、反対票を投じた前議員が無所属で小選挙区選に出馬する意向を表明し、自民党候補と激突するケースが相次いでいる。
自民党の「反対派つぶし」の第一弾は、小池百合子環境相(比例近畿)の東京10区へのくら替え出馬だ。小泉首相は解散前から、反対派の急先鋒(せんぽう)、小林興起前衆院議員が立候補する同区への小池氏擁立を検討していたという。両者の舌戦は早くも過熱している。
小池環境相は10日の閣議後の記者会見で、出馬が民営化賛成の選択肢を示すことになるとしたうえで、「(小林氏に)かつて、『環境の事ばかり言っていたら、経済がよくならない』と面罵(めんば)されたことを記憶している」と語った。小林氏も都内で記者会見し、「昔、ローマの皇帝が処刑される人を猛獣と戦わせてもてあそんだように、自民党同士で戦わせるというのは、(首相の)権力を存分に示すということだろう」とまくし立てた。
一方、民主党の鮫島宗明前議員も急きょ記者会見し、「小林、小池両氏の身内同士の醜い争いに巻き込まれないようにしたい」と強調した。
亀井静香・元政調会長の広島6区、野田聖子・元郵政相の岐阜1区、綿貫民輔・元衆院議長の富山3区などが、対抗馬擁立のターゲットになるとの見方がある。とはいえ、造反組の選挙区すべてに自民党が対抗馬を立てるのは難しい状況だ。このため、関係者の中では、「自民党は反対派8人の大将がいる選挙区で対抗馬を立てる」との観測も流れている。
コスタリカ方式が崩壊するケースもある。
岐阜4区では、反対票を投じた藤井孝男・元運輸相と、賛成派の金子一義・前行政改革相が“共存”してきた。しかし、今回、比例選に回る順番だった藤井氏は「党公認がなければ比例選候補にはなれない」としている。党除名処分は受けていないため、党籍を持ったまま小選挙区選に臨む可能性が高い。自民党岐阜県連は、法案に反対した藤井氏らも支援することを決めており、党組織内の亀裂が深まるのは必至だ。
福岡11区では、今回、反対票を投じた武田良太氏は公認されない見通しだ。山本幸三氏の陣営は「党公認で出馬したい」とし、“因縁の対決”が再燃しそうだ。このほか、青森4区では、反対派の津島恭一氏(比例東北)が賛成派の木村太郎氏と争うとの見方も出ている。
(読売新聞) - 8月10日14時37分更新
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小林興起議員の記者会見でまくしたてたローマの逸話ですが、当然小池百合子さんが色っぽい猛獣で小林興起前衆院議員自身が哀れな「処刑される被害者」と言いたいようですが、これ自ら原因を作った今回の自民の分裂選挙で選挙に負けた場合、小池百合環境相と違い、比例区にも出れない今の立場に同情票をよっぽどほしいんですかね。
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